ゆうさん

日常は現場。 15年前よりPanic disorder。毎日がAutonomic Ne…

ゆうさん

日常は現場。 15年前よりPanic disorder。毎日がAutonomic Nervous Disorder。 活字と酒とをこよなく愛する。

最近の記事

yuka~アイツに気持ちを伝えたい~

yukaを好きだと分かった日。決心した日。 放課後の製図室。夕焼けに染まったyukaの横顔を見た時。 オレはこの想いをyukaに伝えたい。そう決心しました。 ちょうどこの頃、周りの同級生から2人に対して、色んな「噂」が 飛び交っていました。 放課後になると、製図室で2人っきりでいる。 今まで2人だけでいる所を、何人かの同級生には見られていた。 特に男達からは「あれはもう付き合っているんじゃないか?」とまで 噂されていて、わざと製図室へ数人で押し掛けては、悪い顔して

    • 僕が「なにか要る?」と聞く理由。

      建設業の自分は、週末になると担当の現場を回ることがある。 自分は土・日休みを貰っているけれど、現場は動いている事が多い。 その中で、作業員さんや現場職員さんに「何かを買って」現場を 訪問する。 休日近い現場を訪れると、少しだけ緊張感もほぐれていて、 仕事以外の、いろんな話が聞ける。 自分と業者さんとのコミニュケーションの一環でやっている。 「今から行こうかと思うんだけど、なにか要る?」 これが、自分が相手に尋ねる言葉だ。 これは仕事&プライベートに関わらず、相手に対

      • わるいかお。

        自分は良く「悪い顔」という言葉を使う。 コレは「自分の本音」つまり、良い自分も悪い自分もさらけ出すという事。 人間関係は、生活でもプライベートでも大きなストレスになる事がある。 親しい、心分かち合える人のなんという少ない事かと、グッタリする。 そんな中で、自分の思い出を形に残すために。 そして自分を赤裸々に見せたいという思いで、noteを書き始めた。 しかし。 「表面上では赤裸々な部分を見せて」いたとしても、 「内面上の自分までは、表現という形ではあったとしても、全て

        • yuka~好きだという決心~

          yukaと初めて2人で帰って、その夜に互いが冗談をいいつつ電話を終え、 ここ2・3日の、2人に起っていたトラブルは、解消できたなと思った。 翌日学校に行き、放課後になるまでクラスの中で別々の生活を過ごし、 文化祭準備の放課後。オレはいつものように、いや、昨日の暗く沈んだ 気分を変えようと、気分を上げてyukaのいる製図室へ行った。 行ったんだけど・・・いない。 いつもいる窓際の奥の製図机にyukaはいなかった。 もしかすると、教室にいるんじゃないか?と思って教室へ向かう。

        yuka~アイツに気持ちを伝えたい~

          yuka~初めて2人で帰る夜~Part2

          yukaが突然、オレを家に招待する・・・。 いやいや、yukaが急にオレを連れてyukaの家まで帰ると言い出した。 yukaは意を決したように、自転車を押して繁華街に向かう。 どんどんどんどんyukaは先に進む。 オレは後から付いていく。 オレは物凄く戸惑いながらも、真剣にyukaの背中を見ながら、 「何がどうなった?」を自問自答しながら後を追う。 そしてオレは少し駆け足になってyukaに、 「おい!おいって!!」とyukaを呼んだ。 どんどんと歩幅を進めていたyuk

          yuka~初めて2人で帰る夜~Part2

          yuka~初めて2人で帰る夜~Part1

          yukaとの製図室での会話と、帰宅してからの電話は、毎日。 そう、毎日続いていた。 前にも書いたのですが、今となっては会話の内容すら覚えていないほど。 しかし、この会話は互いに高校を卒業し、社会人になり、そして別れの時 まで、ずっと続いていたんですね。 yukaが一方的に話すという感じでもない。 いや、yukaはきちんと自分の話を聞いて、意見を持って話していました。 もちろん、自分も。 大した話はしていないのだろうけど、yukaが話しているイメージを 思い出せば、きちん

          yuka~初めて2人で帰る夜~Part1

          ごほうび。

          佳祐は会社を辞めた。 都会の喧騒の中で藻掻く。息の出来ない大海に放り投げられたような、 自分は苦しんで暴れているにも関わらず、口から鼻から出て行く「泡」が 妙に綺麗だな・・・。と、冷静に自分を見つめていた。 佳祐は限界集落と呼ばれている、山村の奥深くにある古民家をリフォーム した宿に来ていた。 ここへ来て3日目になる。 2冊だけ学生時代に読んだ本を持って来てはいたが、それを手に取る事も なく、だだっ広い和室に組み込まれた広縁に座って、霧深く立ち込める 山々を、ただぼおっ

          ごほうび。

          「ゲフンゲフン」と「スワ」

          SNS上でのやりとりで、久しぶりに見た言葉。 「ゲフンゲフン」だ。 相手にすれば、自分の返信に「w=わら」を結構付けていたので、 「仕事中のやりとり」での笑いかと思っただろう。 しかし、この「ゲフンゲフン」という言葉に、自分は「反応」した んですね。 自分がゲフンゲフンという言葉を、最初に目に付いたのは、 確か「5ちゃんねる」あの当時は「2ちゃんねる」だったと思う。 「ゲフンゲフン。これ以上は言えまい・・・。」 「ゲフンゲフン。おっと誰か来たようだ。」 的な使い方だ

          「ゲフンゲフン」と「スワ」

          心を込めて花束を。

          母の強さって、本当は(あえて本当はと使う。)どこにあるんだろうか? それは「我が子を慈しみ、愛し、自分の命を捧げてもいい」という、 「純真な自己犠牲」が、とても輝き溢れる存在に思える。 自分は、両親からの愛情は受けていない身なので、こういった事を書くと、 改めて、自身が考える母の存在が本当に羨ましい限りだ。 過去には色々な歴史がある。その中に「戦争」という、最も悲劇的な出来事 が思い出される。 元々、母の日も戦争に行く子供に対して、母親が反対した活動から始まった ので

          心を込めて花束を。

          「気になる」人々。

          今年度1年は、ほぼ「現場=外に出ない」仕事になりそうだ。 自分は、土木の施工管理として「とある官公庁」へ出向している。 今まで、民間&官公庁。 多岐にわたる現場・役所で、それに携わる「色々な人」を助けてきた。 自分はリーダー派ではない。 しかし「サブリーダー」の役割では、如何なく力を発揮できる。 この仕事を20年近くやって来たけれど、それぞれの「不自由さ=特色」が あって、その自分に倒れてくる「壁」を、何回も押しのけて、やっていた。 苦しさや、しんどさはあっても「これ

          「気になる」人々。

          yuka~kimikoとの出会い~

          この話は現在のyuka。文化祭の少し前に遡ります。 自分は高校からバンドを組んでいて、パートはドラムを担当。 高校3年の夏休みまでは、たまにライブに参加はしていたけれど、 それほど本格的にやっていたわけではなく、メンバーの殆どが 同じ高校や同じ建築科だった事もあって、練習後の夜遊びが 主体の、今考えれば「練習よりも遊び」が真剣なバンドでした。 メンバーで固定されていたのが3人。 ギターとベースとドラム。 同じ建築科で、ギターとベースは身長が180cmを有に越えるガタイの

          yuka~kimikoとの出会い~

          先達に学ぶ。「座右の銘」

          自分が「座右の銘」として、初めて聞いたのは中学の時。 校長先生が「人間は考える葦である」というパスカルの言葉だ。 今になって、この意味が分かるのだけれど、その時は「葦」という 植物すら、頭に思い浮かばなかった記憶がある。 現在、色んな業界の「人間啓発」の本が多数出ているけれど、 自分は活字中毒者とは言え、そういった類の本は手に出さない。 それよりも、 先達の歴史、生き方、その人が残した物。 そこで、その人が語ったとされる「座右の銘」の方が、心に残り、 自分の背中を後押

          先達に学ぶ。「座右の銘」

          寂しい時の対処法(noteお題)

          本の「受け売り」ですが「さみしい」という言葉には、使い方が2つあります。 1つが「寂しい」 1つが「淋しい」 よく使われるのは「寂しい」つまり「静寂感」が自分を取り巻いている 心の様を表している語句。 もう1つは「淋しい」つまり孤独な自分の心理的な様を表している語句。 実際、提供者さんは後者のほうだと思います。けれど常用語句では 「寂しい」でいいんですね。 さて。 この寂しさというのも、大雑把に言うと「2通り」あると思うんです。 一人じゃない「独り」の心のさま。

          寂しい時の対処法(noteお題)

          子犬。(noteお題)

          子犬というお題を頂いた。 前々からこの「犬と猫」に関しては、SNSでよくポストしている方だと思う 提供者さんは「犬が苦手だ。」というのは理解していた。 しかし「猫が好きだ。」というのは聞いた機会が無いような気がする。 さて。 自分はその逆。 「猫が苦手。犬がとても好き。」という答えになる。 なぜか。 これはこの2匹の動物と「幼少期の思い出」が深く関わっている。 育った場所は香川県ですが、自分が生まれた場所は愛媛県です。 母親の実家が愛媛県。そこで1歳まで住んで

          子犬。(noteお題)

          拍手。感動と賛同の「和音」

          拍手には大まかに言うと「2つの意味=感情行動」があると思う。 1つは「感動」した時。 これは特にコンサートや映画、劇などの場面で見られる拍手だ。 「拍手の始まり」を考えると、王侯貴族文化の中で拍手なるものが あったかどうかは、自分は分からない。(検索していません。) 拍手の事実とは異なるかもしれないですが、当時の全てを括った 「演者」とは、もともと王侯貴族が「所有」していたもので、 それを「お抱え~」と呼ばれている事からしても、民と王との 間には、しっかりとした「上下

          拍手。感動と賛同の「和音」

          ディズニーと僕。(noteお題)

          朝起きて、SNSを見て声が出た。 「ディズニー!?」と。 こうやってnote(過去はブログ)に自分が書き留めている事が 続いていくと、活字中毒者の自分にすれば、 「何でもいいから書きたい」という欲に囚われてしまう。 そこでSNS上で「お題」という名で、自分の頭の中以外で 考えられる書くものを求めたけれど・・・。 まさに「ディズニー」は「よしなし」事に当たるんじゃないかと。 まず、それに見合う「画像」を探してみるが、自分の画像フォルダ には、ディズニー関連の「自撮り」

          ディズニーと僕。(noteお題)