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気象は言葉に美しさを与える

どうも、気象予報士を目指すたまごオブたまごのたなかです。

ぼくは言葉がスキです。

人間は言葉によって、左右される生き物といっても過言ではないと思います。

それだけ言葉は、我々が生きていく上でかけがえのない存在であるということ。

大事にしたいものです。

さて、この世に数多く言葉は存在しますが
気象に関する言葉はどれも美しく感じます。

ぼくは雨が大がつくほど苦手ですが
雨に関する言葉は大がつくほどスキです。

気になって調べたら
日本語には雨にまつわる言葉が1200種類もあるそうです。


すいません、多すぎて吹きました。
先人たち、よくも被らず1200も生み出しましたね。あっぱれです。

雨って鬱陶しいじゃないですか。
でも日本人はそんな鬱屈を、言葉を通して「美」に置き換えたのです。

この感覚はすごく大事だなって思います。

そんな数ある中で、ぼくはこの雨言葉がスキです。

「天泣」

「てんきゅう」といいます。

意味は
空に雲がないのに細かい雨が降ってくること。
です。

感性が繊細というか、これを考えた人はたいそう澄んだ心をお持ちなのでしょう。


雨を美に置き換え、気象を愉しむことができるのは日本人にとって貴重な感性だと思います。

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