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アンパンマンは奥深かった。

「アンパンマン」を知らない人はいないと思います。(誰しもが通る道〜!)

しかし、「アンパンマン」に込められた思いや背景について知っている人は少ないのではないでしょうか。

今日は大人気アニメ「アンパンマン」を深掘りしていきたいと思います。

正義ってなに?

みなさんにとって正義とは何ですか?
(そんなこと言われても難しいよー🤨)

辞書で調べると、
正しい道理。人間行為の正しさ。

と書いてあります。

正義と聞くと、私は真っ先に「正義のヒーロー」が思い浮かびます。
アニメのヒーローには、

僕のヒーローアカデミア
ワンパンマン
ドラゴンボール🐉
スパイダーマン🕷️

などが挙げられます。(いっぱいいるね〜)
ここに挙げられたヒーローは、特殊能力などを使って、困っている人や悪者に立ち向かい守る姿が描かれているのがほとんどです。

では、「アンパンマン」はどうでしょう。

バイキンマンのイタズラから守ることもありますが、困って泣いている子に自分の顔のあんぱんをちぎって分け与える姿が印象的です。

やなせたかしさんは「人生で一番つらいことは食べられないこと」と述べていました。
戦時中、戦後と飢えや空腹に苦しむ経験してきた事が、食べ物を分け与えるということが「正義」であるということです。

空腹の子に自分の顔のあんぱんをあげることによって、悪者と戦う力は減ってしまうのに見捨てることはしません。また、戦いを放棄することもありません。

やなせさんはこのアンパンマンから、「正義とは決してかっこいいものではなく時には自身が傷つくこともある」と述べています。
性別、国、立場が違っても「食べ物を分け与えることは正しいこと」です。

絶対的正義を心に燃やし、生きていけたらかっこいいですよね!(本当のかっこよさは、心にある😎)

強いから正義あるわけでない。

「正義」は自身が偉いから語れるもの?守れるもの?

それは違います!
誰もが「正義」を語れ、守る事ができるものです。

アンパンマンは人が喜ぶことを一番の喜びとしています。
決して最強である必要はなく、自分の身近な人の幸せを願い、困った時は全力で助けることこそがアンパンマンの伝えたいメッセージなのではないでしょうか。

教育者の一人として、子どもたちにとって、アンパンマンのような絶対的な味方でいられる正義のヒーローになりたいものですね。

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