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INFJ|美術館で劣等機能Seを鍛えてみた

すごく久しぶりに、国立新美術館に行ってきました。
(ガラスの曲線美がたまらなく好き)

たまたま、母の友達から無料の招待券をプレゼントしていただき、ひとりでのんびり出かけました。

モネやルノワールなどの印象派の絵画は好きだけど、それ以外には興味がなくて知識もないから楽しめるかな、と思ったけど、ふと思いついたことが一つ。

「そうだ、せっかくだから劣等機能Seを鍛える練習してこよう!」と。

だいぶ前に読んだ『MBTIへの招待 - C.G.ユングの「タイプ論」の応用と展開』という本で、〈INFJの劣等機能Seの鍛え方〉が記載されていたのを思い出したのです。

(以下、引用)

【タイプ発達のためにできること】

美術館にいき、1日を具体的な芸術的な表現を吸収するために当ててみる。ひとつひとつの作品において、どんな具体的なことが目についたか自問し、自分の選んだ具体的なことにパターンがあるかどうか確認してみる。そしてまた同じ作品を見に行き、今度は意識的にさっき見ていなかったであろう他の部分に注意を向けてみて、その作品についての認識や、その作品がもつ意味が変ったかどうかを確認してみる。このように詳細から帰納的に推論する方法や、焦点の当て方によっていかに意味が変ってくるかが体験できる。

MBTIへの招待 - C.G.ユングの「タイプ論」の応用と展開


ということで、美術館へ。

一歩足を踏み入れると絵具の匂いと静寂に包まれて、安らかな落ち着いた気分に。
(ああやっぱり美術館好き……となった)

一枚の絵画の前に立ち、じっくり眺める。

「好きだな、これはあまり好きじゃないな」という感覚は沸き起こってくるけど「じゃあなぜ好きなのか?どこが好きなのか?」って言語化するのが難しかった。

でもたくさんの作品を見ていく中で、気に入った作品の共通点を探してみると……

・淡くて優しい色使いをしている
・青色に一番惹かれる
・空や木など自然を描いている
・光が溢れている
・だけど孤独な感じもあり、闇が垣間見える
・儚い透明感がある

その絵画に入り込んだら、どんな匂い、温度、音、感覚がするんだろうと五感をフル活動しながら絵画と向き合いました。

あとは「なにをモチーフにしているんだろう?」とか細かいところの描写をじっくり観察してみることに集中してみたり。


いつもは、常に頭の中で未来や過去のことを考えて「思考ぐるぐる状態」から抜け出すことができずにいるけど、美術館にいたときは「思考ぐるぐる」から抜け出せることができた。

つまり〈目の前の絵画に集中する=「今」に集中する〉ことができたということ。

思考をクリアにして「今」に焦点を当てるということが難しい私にとって、今回の美術館ではかなりいい感触を掴むことができました☺


とは言いつつも、体力があまりにもないのですっっっごく疲れた。

でもまだ他の美術館の招待券をいただいているので11月に行く予定。楽しみ。



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