どんな本屋をつくりたい?朝6時開店。こどももゆっくり過ごせる古民家ブックカフェ。
前回の続きです。
自分がどんな本屋をつくりたいか。
「これなら現実的にできるかも?」という話の前に、もし費用や場所など、何の制約もなかった場合のことを、まず考えてみたいと思います。
こういうことを考える時間って、楽しいですよね。笑
コンセプト。
大人からこどもまで、ゆっくりと過ごせる本屋。
カフェが併設されている、ブックカフェのスタイル。
内装は古民家を利用した和のイメージ。
店舗は、古民家を利用したもの。
畳にちゃぶ台、隅に座布団が積み重なっていて、それぞれが自由に出して使う。昔の食卓のような。
内装でイメージするのは、谷中の「カヤバ珈琲」の2階のお座敷。
昔谷中に住んでいたことがあって、早起きして、モーニングのたまごサンドをよく食べに行っていました。
あとは「D&DEPARTMENT KYOTO」の食堂。
京都旅行で行ったとき、店の雰囲気も、天童木工の低座イスを使っているところも、グッときました。椅子は自宅にもほしい。(そろそろ買ってしまおうか…)
リノベーションをするなら、憧れの「一畳十間」さんにお願いしたいな…!
私は自宅のリノベが終わってから存在を知ったのだけど、和テイストが好きな方におすすめです。
こどもも食べられるような食事を。
飲み物の他に、こどもと取り分けて食べられるような和食も出したい。
毎日食べられるような、普通のものがいい。
素材はなるべく無農薬のものだったり、玄米ごはんや、雑穀米(大戸屋のイメージ)を選べたりする。
シンプルに具沢山な味噌汁と、ごはんやおにぎりのお米のメニュー。
焼き鮭なんかもうれしい。
あとは蒸しただけのお野菜。(按田餃子をイメージ)
3時のおやつは、バナナや、旬の果物があるといいな。それをただ切っただけのもの。生クリームなんかはオプションでつけられる。
それならこどもと食べられるし、毎日でもいいし、甘いものを食べることに罪悪感がない。
営業は朝ごはんの時間から。
朝は6時くらいから営業。
こどもの朝食を誰かにつくってほしい日、私はめちゃくちゃある。
そんなとき、みんなでここで、あたたかい食事が食べられる。だから健康に気を使わなくていいメニュー、毎日でも食べられるものがやっぱりいい。
赤ちゃんも、小学生も、おかあさんもおとうさんも、サラリーマンも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなが集って、声をかけ合いながら、同じごはんを食べる。
こどもが大きいなら、「あの店で朝ごはん食べといで〜」って言って、親はもう少し寝ていられたりとか。
あと、こどもがめちゃくちゃ早起きなとき。5時起きとか…!そういうときにも、いける場所になるといいな。(この時間に開いている施設ってないんですよね…)
こどもたちがはしゃいでも気にしなくて大丈夫。おもちゃや絵本があって、日中をゆっくりと過ごせる。縁側も、庭もあるといい。
外食するとき、こどもが騒いでしまわないか気になる。
そんな心配は、ご無用!と言えるような場所がいい。
お庭をお散歩したりもできたら最高。
ひとりでゆっくりしたい方のために、おひとり席も用意したい。
なんなら1時間程みてもらえるような託児サービスがあって、その時間にお母さんにゆっくりしてもらう。
赤ちゃんが寝ちゃっても大丈夫。ふすまの奥にはお布団が。
いつだって、赤ちゃんが寝た時は、お布団に寝かせてあげたい。ふすまの奥には、もう一部屋和室がある。お母さんもこどもも一緒にごろんと休むことができる。
夜ごはんは「炊きたてご飯と一汁七菜」。
できれば夜ごはんも出したい。(何時間営業するんだ?!って感じだけど…笑)
建築が超好みで素敵な「BOOKS+コトバノイエ」さんがイベントでやっていた、奥地料理研究所さんによる「炊きたてご飯と一汁七菜」が憧れます。一汁七菜、という響きが好きです。
こちらから具体的なメニューが見れますので、気になった方はぜひ。
お店の場所。
場所は、家の近所か、高尾山に作りたい。
近所がいいというのは、自分が住んでいる地域を盛り上げていきたい、身近な人の力になりたいから。
高尾山は、自分が好きな場所であることと、こういうお店があったらいいな、と思っていた。
高尾599ミュージアムやタカオネの近くに、本屋や、こどもと取り分けて食べられる和食のお店がほしい。
蕎麦屋が多いので、小さいうちはアレルギーの可能性を考えるとお店に入りづらく、温泉の「極楽湯」の食堂は和食があるけど、入場料がかかるので食事だけの利用はしづらい。
あと、高尾山に作ることで、二拠点居住ができる。それはめちゃくちゃ最高…!二階を住居にしたりとか。
だから、どちらかの場所で作る、というよりは、二店舗つくりたい。
ということで、思いつくままに書いてみました。
気づいたのは、私は誰かの居場所をつくりたいんだな、と思っているということ。
具体的にイメージするのは、やはり今の自分と同じような状況の人、つまりお母さん。
日々忙しく過ごす方たちに、ホッとできるような時間や空間を提供したい。
私には、他愛無い話でも、誰かと話すだけで救われる日がたくさんあります。
「どんな本を置きたいか」というと、やっぱり自分が好きな本なのだけど、それ自体がすごく重要、というよりは、本が置いてあることによる居心地の良さというか、ワクワクする気持ちというのか、それを感じてもらえたらいいな、と思う。
自分がなんで図書館が好きかというと、この中に自分を変えてくれる何かがあるかもしれない、という期待があるのかな。ひとことでいうなら、やっぱりワクワク感。
もちろん自分の薦める本を読んで好きになってもらえたら嬉しいけど、それだけではないな、という感じがなんとなくする。
ということで、次回は「これなら現実的にできそう」と思った、理想との落としどころついて書きたいと思います。
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