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『SHOGUN 将軍』全10話を鑑賞!感想は?おすすめできる?【ネタバレなし】

日本でも話題になっていると思われる、真田広之主演のドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』。記録的な再生回数を誇り、アメリカのレビューサイト「Rotten Tomatoes」の批評家スコア(Tomatometer)は驚異の99%を維持しています🍅

わたしもイギリスのDisney+のキャンペーン(3か月間は月額1.99ポンド)を利用して視聴しました。日本文化がぎゅっと詰め込まれており、全体的にクオリティが高かったと思いますが、やや気になる点もあったのでまとめて書いておきます。もうご覧になった方や「気になっていたんだよね」という方のご参考になれば幸いです。ネタバレはありません。


そもそも『SHOGUN 将軍』には原作と映画(1980年)がある

『SHOGUN 将軍』はイギリス人(後にアメリカに帰化)作家のジェームズ・クラベル(1924-1994年)の小説『Shōgun』を原作としています。ジェームズ・クラベルは第二次世界大戦中に日本で戦争捕虜になった経験を持つ人物。シンガポール、香港、日本、イランを舞台とした「アジアン・サーガ六部作」を残しており、『Shōgun』はその一部なのですね。

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