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包む文化、エンパナーダ

エンパナーダ。

パイまたはパン生地の中に詰め物がされて、焼いてあるもの。
私はアルゼンチンの食べ物だと思っていたのですが、ウィキペディアを見てびっくり。どうやらスペインとポルトガルのあたりからやってきたものだそうです。にしてもスペインとポルトガルのエンパナーダは聞いた事がありません。人々の移住とともにエンパナーダも引っ越して、ヨーロッパからは消えてしまったのでしょうか…?
そしてこのパンやパイ生地で包む文化はどの国にも存在している様で、知れば知るほど面白いです。

ここ最近我が家からそう遠くないところにエンパナーダの店ができました。
最近といっても下書き期間が数ヶ月あるので1年ぐらいは余裕で過ぎてます。

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CABALLITO
住所:28 Av. de Laumière, 75019 Paris
スペイン語で小さい馬という名のアルゼンチン名物エンパナーダの店です。
斜に構えた写真になってしまいました。


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この日は近くの公園でピクニックをしたのでこちらでランチボックス的なものを買ってみました。サラダ付き。

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ひとつ目はコーンとチーズ。そりゃ、合わないわけがありません。


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2つ目は牛挽肉、オリーブ、レーズンなど。味付けは甘辛で最高に美味しいです。


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3つ目はチーズ、トマト、バジル。黄金コンビ。


そしてまた違う日。おやつと軽い夕食を兼ねてエンパナーダを買って来ました。

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うっかりどうして、光の加減でとても見えにくい食べ物の写真になっております。


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中身の写真を撮ろうと頑張った様ですが、西日の差し込む部屋で左のエンパナーダは影になり、中身が全く見えません…。何をどうしてこの写真しか残っていないので、こちらにて失礼します。
左  :前出の甘辛牛挽肉
真ん中:飴色玉ねぎとチーズ
右  :前でのトマト、チーズ、バジル


お店によって多少違いますが、こちらの生地は見た通り薄めでほんのりサクサク、油分がたっぷりあり、しっとり感もしっかり。具材はお気付きかもしれませんが、チーズが多用される傾向にある様です。
そういえば以前何かで読んだのですが、乳製品許容量がラテン国人はヨーロッパ人より多く、夫の出身国メキシコは上位でした。チーズ国フランスよりも多いそう。恐らく、エンバナーダの持ち主である、アルゼンチンの方々も沢山の分解酵素を持っているに違いありません。
もちろんのこと日本人は少なめで、私もチーズばかり食べていると、たまに胸焼けします。


番外編でこちらはデザート、アルファフォール
とうもろこしの粉でできているほろほろなクッキーサンド。

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右がチョコーレートとミルクキャラメル
左は果林とミルクキャラメル

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水分は結構持っていかれますが、とても美味しいです。



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