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ル・アーブルにてエスカベーチェを知る

オンフルールに2泊した後、やって来ました、ル・アーブル。
大きな港があって街も比較的大きく、車社会な地方都市です。

ちょっと有名な図書館


巨大な植物公園

何もない散歩道




この街には久しぶりにフランスに帰ってくる、アメリカ在住の友人カップルと過ごす為にやって来ました。
なので何をするということもなく、おしゃべりして、ゆっくりと砂浜で過ごしたりしてました。

快晴な天気のビーチ

ビーチ横に併設されている、子供用の噴水遊び場


泊まったのは色々あって友人の叔母さんの家。初対面でしたが、アルゼンチン出身で在仏歴30年の叔母さんはとってもウェルカムで素敵な人でした。

彼女の家には庭があるのですが、蚊がすごい。というわけでフランス版蚊取り線香(?)が出てきました。レモンにクローブの身を挿したもの。実際に効いているのか否か…初めて見ました。


アルゼンチンと言えばお肉。
彼女が下ごしらえしたお肉達を焼いて、バーベキューなんかもしてくれました。


因みにフランスの夕飯は遅い。
バカンス中なんて言ったらもっと遅い、このバーベキューを食べ始めたのは23時…笑。まだまだフランスには馴染めない日本人であります。


そしてこの叔母さんが出してくれた食べ物の中で、美味しかったのがエスカベーチェ。野菜などを調理して、酢とオイルに浸した保存食。ヨーロッパを始め、南米など各国様々なバージョンがありますが、今回は彼女のお婆さんのレシピ。
茄子がメインのエスカベーチェです。
簡単で美味しかったのでここに記しておきます。

材料
茄子 …………1
玉葱 …………2
人参………… 2

ローリエの葉…………..3枚
にんにく…………………2粒
白胡椒(黒でも可)…少々
塩…………………………..少々(茄子のアク取り用)

水………………………….1カップ
酢………………………….1カップ
サラダ油………………..1カップ

*茄子はフランスの茄子なので日本のものよりもかなり大きいです。日本サイズの茄子なら3、4個に匹敵するかと思います。

1️⃣ 茄子を縦7センチ前後の拍子切りにして、塩水につけアクを取る
2️⃣ 人参は5mm程度の輪切り、玉ねぎは薄切りにする
3️⃣ 全ての液体を鍋に入れ沸騰させる
4️⃣   3️⃣にローリエの葉、ニンニク、白胡椒を入れ、全ての野菜を投入
5️⃣   茄子に火が通ったら、火を消して保存容器などに移す
6️⃣   1週間程常温で置くと食べれます

早めに食べると酢がまだ立っているので、少なくとも1週間は置いた方が美味しいです。おつまみとしてそのままでもいいし、お肉料理なんかと一緒に食べると酸味が油を切ってくれてバランスよくいただけます。


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