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フランスにてイタリア野菜を調理する

プンタレレ

数年前、とある料理好きなフランス人の紳士に不意に教わったイタリア野菜。
『なんですか、それ?』と聞くと『イタリアではサラダにしてアンチョビソースなんかをかけて食べるんだよ。』との返答。
なるほど、これは食べてみたい!とそこからプンタレレ探しの旅が始まります。

このイタリア野菜、イタリア食材店にしか置いておらず、期間も一年の2、3ヶ月程。しかも常にあるわけではありません。

程なくして、オイル漬けを発見。写真はありませんが、これがコリコリして、とっても美味しいのです。そのままツマミにしても美味しいし、サラダに混ぜても美味しい。これは生野菜発見の期待も膨らみます。

そこから数年後の今年1月、ようやく発見。
はいこちら。
見た目はなんでしょう、私の知っているどの野菜にも似ていません。結構大きいです。

ちょっと部屋に置いておいたら
くたびれておりますが、水に浸ければまた元気に。
周りの長い葉っぱを取って、この矢印部分がオイル漬けになっている部分です。


半分にするとこんな感じ。中は空洞。


小さい部分をひとつずつ剥がすとこんな感じに


店員さんに言われた通り、上記の小さい部分を薄く切って、苦味と灰汁取りの為、レモン汁を入れた水につけてアク抜きをします。その後はアンチョビソースと言われましたが、シンプルに食べてみたいので軽く塩とシードル酢をかけて食べてみることにします。

切り方もコツがあって薄く剥ぐように切ってきます


なるほど。正直言ってよくわかりません。あのオイル漬けのコリコリ感というより、味は違いますが、セロリの食感に似てます。

後日、残った部分はおすすめの食べ方である、アンチョビソースでいってみます。

なるほど…。
私のアンチョビソースが悪いのでしょうか⁈心に響きません…。
思考を変えて、葉っぱの部分を胡麻和えにしてみます。


なるほど、なるほど。なんだか特徴の無い小松菜⁈の様です。


結論。
プンタレッレはオイル漬けが格段に美味しく、わざわざ買って自分で料理するものではない。
いつかイタリア人によるプンタレッレのアンチョビソースを食べてみるべし。


ちなみに購入したイタリア食材店はこちら


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