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【デンマーク滞在記】フォルケホイスコーレに来て2週間。-言語の壁ではなかった-



こんばんは。
ゆりしろです!

フォルケに来てもう2週間になりました。

前回の記事は決してポジティブな感情を
書いた訳ではなかったにもかかわらず
たくさんの方がスキしてくれてとても嬉しかったです。

なんだかそのままの私でいいんだなって思えました。

これからも
今感じていることを書き続けていきたいなと思っています。


この2週間は決して早く過ぎ去った訳ではなく
まだ2週間しか経ってないのかという気持ちと
もう2週間経ったんだなという気持ちのどちらもあります。

毎日自由時間があるのに毎日すごく疲れるのは
まだ環境に慣れきっていないからかな。

でも今は1週間前と比べてだいぶ気持ちが楽になっています。

私にとって本当の気持ちを話せる
素敵なお友達ができたことが一番大きいです。

その子は前のセメスターもこの学校に滞在していて、
ハンガリーからきたインターナショナルの女の子。

私たち日本人は飛行機の日程の関係で
学校が始まる日の
1日〜2日前に到着している人が多かったです。

他の生徒が来る前の期間に
学校の中を案内してくれたり、
学校の近くの森に一緒に散歩に行ったりと
とても優しく色んなことを教えてくれました。

そういえば先週の金曜日に初めてのパーティーがありました。
私にとって初めての体験がたくさんでした。

1週間で色んなことがありすぎて書ききれないので
パーティーのことはまたいつか書こうかな。

そのパーティーでそのハンガリーの女の子が
一緒に踊ろうよと誘ってくれて
たくさん一緒に踊って前よりもすごく仲良くなれました。笑
その子のおかげでダンスもすごく楽しめました。


次の日、
学校のイベントで森にお散歩に行って
キャンプファイヤーの周りで
パンを食べたりホットチョコレートを
飲んだりしました。

学校近くの森。自然に癒される


寒かったけどキャンプファイヤーとホットチョコレートで温まった。


自然の中で食べるとなんでこんなに
おいしく感じるんだろう。
とても素敵な時間でした。



その後
「一緒に散歩に行く?」とその子が誘ってくれたので
近くの湖の周りにお散歩に行きました。

そのとき一緒に歩きながら話したことが
ほんとうに嬉しくてとても心に残っています。


「最近どんな感じ?」って聞かれたときに
今までのしんどかった気持ちや
日本が恋しい気持ちや
疲れた気持ちとか
溜め込んでいたことを全部その子に伝えました。

ときどき英語で自分の今感じていることを話すのが難しいし
なんて言ったらいいのかわからないと
感じることもあったから
英語で説明するのが難しい…と言ったら
なんでもいいから思っていることを
話してみてって言ってくれた。

話しながらすごい涙が溢れてきて
泣きながら話していました。


そしたら
私の気持ちをすごく理解してくれて
最初はしんどいよね、わかるよ
とその子自身の話をたくさん話してくれました。

「You have me.You can call me anytime!」
「Even if it’s 2am!」

って笑顔で言ってくれたことが
どれほど嬉しく心強かったか。

ああ、私は不安で孤独な気持ちを
たくさん抱えていたんだなって思いました。


今までは単に言語の壁があるから
他の人と深い関係を築いていくのが難しいって
思っていたけど
それは自分が勝手に思っていただけなんだなって。

その人をほんとうに理解したい気持ちがあれば
言葉でうまく伝えられなくても
心で受け止めてくれるんだなって感じられた
かけがえのない経験です。


その子と一緒に
湖にいるカモをみて
「めっちゃかわいいね」
って言い合ったり
お互いに木をじっくり観察してみたり
自然いっぱいの中を一緒に歩く時間は
とても楽しくて心が安らぐ時間でした。


ふさふさしたかわいい苔。
「自然から作品作りのインスピレーションをもらうんだ」って教えてくれた。



デンマークに来てから木とか植物をじっくりみることが多くなった。


その子が
「大好きな木があるから見せたいんだ!」
とその木のある場所に連れて行ってくれました。

自分の好きな場所を共有してくれたのも
すごく嬉しかった。

とてもピュアな心を持った素敵なお友達。


まだまだ疲れることも多いけど
今は1週間目よりもだいぶ
気持ちが楽になりました。

そしてアートやアウトドアの授業は
どれもとても楽しいです。
授業のこともまた書きたいな。


気楽にこの生活を楽しみます。


ではまた!

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