私のヤバさ
他人が私のことを評価する時に、「しっかりしてるよね〜」という評価をいただくことが、よくある。
これは、半分正解で、半分間違っている。
確かに私は礼儀作法や常識はわきまえているし、幹事とかもよくやるし、ある程度他人に頼らず生きていけるし、ラーメン屋も一人で入れる。
自分の意見を伝えられるし、人生の分岐点ではちゃんと決断ができるし、国家斉唱とかもちゃんと歌う。
しかし、だ。
その残りの半分が、ヤバい。
だいぶヤバすぎる。
現に、今この記事を書いている理由というのもそうだ。
首都のカフェで読書をしたくて、他人との待ち合わせよりあえて1時間早く着くようにした。
自宅から首都まで5時間半ほどかかるため、前日から逆算してスケジュールをたてる。
予定通り起床し、掃除などの家事を済ませ、荷造りの仕上げをし、予定通り家を出る。
そして予定通り首都に到着。
赤土とバナナの木しかない村に住んでいる私は、ワクワクで首都のおしゃれなカフェに入り、アイスラテを頼む。
そしてKindleを開く。
は?
昨晩の記憶を遡る。
確かに、Kindleの充電が少なかった。
それに気づいた私は、充電器にさす。
が、充電されず、どうやらケーブルの故障だと気づく。
他のケーブルを探し…ている途中に、ネイルが少し剥がれかけていたことに気づき、ネイルセットを取り出し…
お分かりいただけただろうか。
もし母がこれを読んでいたら、「優里らしい〜」と大きく頷きまくっているだろう。
本人である私も、もはや驚くことはない。
想定内ではないが、めちゃくちゃ頻繁に起こるからだ。
「はい写真撮るよ〜」でカメラのバッテリーを忘れてきたと気づく旅行初日。
「チケット出した状態でお待ちくださーい」でチケットがないと気づく、幕張メッセでの音楽フェス。
「これ忘れてるよ!」とルワンダ人に指摘されることもしばしば。
なんとか人間界で生きてゆくために、会社員時代はメモと付箋に囲まれて過ごしていた。
付箋にやることを全部書いてPCに貼り、終わった順に剥がしていく。
しかし、終わったのに剥がし忘れたのか、まだやってないのか分からなくなる事もしばしば。
それを知らせてくれる付箋はない。
この前は2泊3日の国内旅行で、化粧水や乳液、日焼け止め、そして実は下着を忘れていた。
幸い水着を持ってきていたため、2日目は水着を着て、3日目は1日目に着ていたものを洗って着た。
こんな話をすると、「え〜意外〜」と言われるが、それは残り半分のしっかりした部分で隠しているからである。
下着を忘れて冷や汗をかいていても、何も起きてないような顔で水着を着用。
身長が170cmあるのも、しっかりしてる印象を持たせる要因なのかもしれない。
もうやんなっちゃうな〜って思うけど、もう一生付き合って行くしかない…多分。
本当にヤバいことは自覚しているけど、私が尊敬しているハライチ岩井、ダ・ヴィンチ恐山、まめきちまめこなども同じタイプで、センス系?天才系?と思うこともできる…よな?
ああ、なんとかこの記事を書くことで時間つぶしができた。
けどスマホでnote書くの好きじゃないんだよな。
PCでカタカタ打つ文章と、内容まで変わってくるような気がするの、気のせい?
手書きで書く文章、両手で打ち込む文章、人差し指を滑らせて作る文章。
全部違う気がする。
うるせえな?
おわり
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