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おなかぴーぴーと大のろけ


新年あけまして…なんて記事を書こうと思って少々ボーっとしてたら、明日で1月が終わることに気が付いた。

時の過ぎゆく速さに驚きを隠せない。

1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」なんて言われているのは、日本の忙しない生活の中での話かと思っていたが、そうとも限らないらしい。

いや、ただ単に今月が私にとって楽しすぎたからだろうか。


そう、今月、恋人がついにルワンダにやって来たのだ。

心配性すぎる私は、彼が来る1週間前から軽い不眠症を患った。

Podcastのスリープタイマーを何度か更新し、やっと浅い眠りにつく始末。

やがて「わくわく♡楽しみ♡」から、「頼むから早く来てくれ、寝たい」という気持ちになっていたのは、今だから言えること。

やっと迎えた当日、連日の睡眠不足のせいかストレスのせいか、爆裂腹下しにあった。

朝は何も食べなかったため5時間のバスには耐えられた。

昼ご飯を食べた後、カフェから空港まで歩いていた。

すると突然の爆腹痛に襲われ、真っ青な顔でガソスタに飛び込んだ。

「キャ…キャナイ ユーズ トイレットォォ…」

あと1時間弱で恋人と4か月ぶりに会うというのに、背中に大冷や汗を流しながらルワンダの便座にうずくまる私。

いつも以上に念入りにしたメイクも、汗でよれまくった。うける。泣

そんなピーピーハプニングもあったものの、彼は荷物と共に無事に到着したので良かった。”不ウン”を私が請け負ったのカナ♡(クソ汚い)

全然何事もなかったかのように笑顔で迎えた。最優秀女優賞ください。


ホテルに着いてスーツケースを開けたら、それはそれは夢のような景色が広がっていた。

いかの姿焼き、ホタルイカの干物、甘えびの干物、チーたら、カルパス、獺祭の一升瓶、レモンサワー…いーやジジイへの差し入れ!!

付き合う前は誕生日にルームフレグランスやPOLOのマフラーをくれるなどしたものですが、交際4年目になるとこうなっていくのですね。どう考えても最高だけれども。

母親には「デパ地下のお菓子」を注文していたので、WITTAMERのチョコやNEWYORK CHEESE CAKEなども届いた。バランス最高。

お土産のことを書き過ぎてそれ目的みたいになっているが、彼の来訪は本当に心から嬉しかったし、毎日が夢のように楽しかった。


一緒に行った場所や体験したアクティビティが楽しかったのはもちろんのこと、改めて彼の人としてのすばらしさを感じることができた。

ルワンダの良いところも、悪いところも、少しウザめな人との関わりも、不便さも、全部に嫌な顔をせず、楽しんでくれるところ。

私が大切にしている人たちや暮らしをリスペクトし、同じように大切にしてくれるところ。


近所の子どもたちを訪ねた際、「しあわせなら手を叩こう」の歌と踊りを披露した。

その時は気づかなかったが、友人が撮った写真を見返したら、全力で一緒に踊ってくれている彼の姿が映っていた。

もう百万回くらい手を叩きたいよ。


10日間という日々は思ったよりもあっという間に過ぎ去り、空港での別れは寂しかった。

でもこの日々はきっと、一生大切な宝物になる。


私の任期は、8月で終わる。

しかしこれから先、きっと何度も何度も、ルワンダのことを、ニャムガリのことを、思い出す。


いつか子どもも生まれるかもしれない。

そして、「お母さんは若いころ、ルワンダという国で暮らしていてね…」と話すだろう。

そんな時、私が話す隣で、同じ風景を想い、同じ匂いや温度、人々の笑顔を想うことができる。

なんて幸せなことだろう。

一億回手を叩きたい。


はい、新年一発目の記事で大のろけをかましましたがどうか嫌いにならないで。


彼が日本に帰ってから5日が経ち、大した活動もできておらず、さらには彼に教えられた「怪物くん」というクズ男のしょーもないYouTubeチャンネルにハマってしまうなどしていますが、徐々に日常に戻っていこうと思います。おわり


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