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カウントダウンはまだ早い
帰国まで3か月となった。
愛し愛されたニャムガリを離れるのはあまりにも寂しく、帰りたくない思いでいっぱいだ。
...なんて言ったら、嘘になる。ごめん。
正直、もう私の気持ちは9割方日本にある。
ルワンダにあるのはせいぜい足の指先ぐらい。
帰りの飛行機に乗るのは、92日後。約2,200時間後だから、サザエさん4,400回分である。
幼いころ私は、テーマパークでのアトラクション待ち時間を、な
欲しいのは、金メダル
先日JICAから、進路希望調査と、任地ニャムガリを離れる日のお知らせが送られてきた。
それもそのはず。あと4か月もしないうちに、私は焼き鳥を片手にへべれけになっている予定なのだから。そしてカラオケで新宿に豪雨を降らせている。
進路。
今年30歳になるのに、進路希望調査を書くだなんて、おもしろい。
中3くらいから定期的に行われてきたイベントが、この年まで続くとは思わなかった。
だがしかし、
拝啓、大好きです。敬具
拝啓、自分宛だと分かってるであろう、君へ。
私は、友だちに「大好きです」なんて言うタイプの人間ではなかった。
何故なのか考えた。
そもそも、日本人は、友だちに「大好きです」などとあまり言わないのかもしれない。
でも、何故なのか考えた。
結論、”相手が自分のことを大好きかどうか自信がない”から、もしくは”相手のことを100%大好きかどうかわからない”からなのではと思った。
今回、その両方
バカ高いかまぼこが見たい
壁掛け時計を見て、カレンダーを見て、スマホのロック画面を見て、SNSを見て、ゾッとする。
12月30日…
年末ってこと…?
一年中気温20度越えのこの国で迎える年末は、二度目。
しかしながらやはり、半袖で迎える年末というのはどうもしっくりこない。
年末は寒いものだと、体に染みついているのだ。12月生まれだし。
ルワンダにいながらも、誕生日は盛大すぎるくらいに祝ってもらったし、クリスマス
リプレイすればいつでもまた会えるさ
週末、友人たちが帰った後、庭で家庭菜園を始めようと土をいじっていた。
すると、我が家の警備員、ジャンクロード(21歳男性、あだ名はクロちゃん)が、「ゆり、今日時間あるの?」と控えめに聞いてきた。
クロちゃんは、史上初めて英語が少々話せる優秀なボーイである。
何を頼まれるのだろう。
「家にいるなら帰ってもいい?」だろうか。
「よかったら僕とデートしない?」だろうか。
ドキドキしながら「時
大袈裟すぎるぐらいのほうが
ニャムガリに帰ってきて、二週間くらい経った。
えぐい。
歓迎が。
その熱さ、戦火の最前線から生還したかの如し。
説明が面倒くさくて「ベリーシリアスな病気だった」としか言ってないため、多分日本で生死を彷徨ってたと思われてるのだろう。
おまけに、ルワンダで増えすぎた体重を日本で落としていったために幾分かスリムになり、その姿がますます心配を助長させるのであろう。
近所のおばあちゃんが、私の腕
お前最近何してたん?
大変ご無沙汰しております。
いろーんなことがあり、やっと諸々決まったので、ご報告を。
実は、うつになっていた。
約二ヶ月前、ニャムガリで。
外に出ることができなくなった。
原因は、多分まあ、色々あるのだけれど。
それは、今回は省略するとして。
趣味の裁縫をすることも、お香を焚くことも、床に落ちたゴミを拾うことさえできなくなった。
18時を過ぎると襲ってくる、暗くて深い、地獄のような夜