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大人女性がSnowManにハマる理由

こんにちは!
私は2021年1月の3rdシングルが発売されたころ、娘の影響でSnowManのファンになりました。

ファンというか・・・
はっきり言って、どっっっっっぷり沼落ちです。
それも至極鮮やかに。

それからというもの、結婚していた頃は夫の目を盗める限り、シングルになってからはお財布と時間が許す限り、彼らの活動を応援してきました。

過去記事をご覧いただけるとわかると思いますが、私の元夫は超絶モラハラ夫。そのモラハラ夫に18年も連れ添い、その上、これがモラハラだとは気が付かず言うことを聞き続けてしまった私。
(バカなの?笑)




当時、私の頭のなかは、
・どうしたら夫を怒らせずに済むか
・子供たちに影響がないようにするためにはどう立ち回るか
・この先、いつ人生を終わらせようか

くらいしか、考えていませんでした。
いま思い出しても暗すぎますね・・・!

それが、SnowManを知って、心に熱を取り戻しました。

それは、ときめきなのか。
キュンなのか。
はたまた恋なのか。(やめれ)


私がSnowManを好きでいる気持ち。


それは、もっと自分らしく生きたいという気持ち でした。

私は、結婚して妻になり、出産して母になった。
嫁でもあったし、事業をしている夫の従業員でもあった。

私は私でいる時間がなくなりました。


普通のご家庭なら、それでもたまに自分のひとり時間があったりするのではないでしょうか。
それも我が家には無く、私の一週間のスケジュールを分単位で夫が管理し、発言や行動ですら、夫のお気に召さないと「出てけ!」と怒鳴られる。



服装にもイチャモンをつけてくるし、生活費の使い方はうるさいし、従業員としての私の給与は、私の自由には使わせてもらえない。
(これだけされて、まだ「暖かい家庭を作るにはどうしたらいいの?」とか悩んでた私は相当なBK)



夫と別れた今、本当の自分の気持ちを探すワークをする機会がありました。

その名も、セルフファインディングワークです。

そこで気が付いたのが、私はもっと自分らしく生きたいという気持ち。


そんなの当たり前にみんなが持っていると思うでしょう?違うんです。
こんなにコントロールされて生きてると、本当に心って働かなくなるんです。

自分は何が好きで、何が楽しくて、何をしたいのか。

それすらわからなくなってしまっていた私の心に飛び込んできたのが、娘が教えてくれたSnowManだったのです。

自分ってなんだっけ


娘から
「ママ、ジャニーズのSnowManってしってる?」
と教えてもらったとき。
彼らはデビュー時に『ジャニーズ初の2組同時デビュー』というのがあったので、辛うじて名前だけは知っていました。
でも、メンバーの顔はみんな同じように見えるし、特にひと目でときめいた…!!!という感じでもありませんでした。


しかし。


私、中高生のころV6が好きだったんですね。
娘が送ってくれたSnowManの画像を見て、「そういえば昔、私はⅤ6が好きだったんだよなー」と考えたら、バ――――っと走馬灯のように昔の自分のことを思い出したんです。
ああ、私、こんな風に踊って歌ってるV6を観てキャーキャーしてたなぁ。
友達と雑誌の切り抜き交換してたっけ。なけなしのお小遣いでCD買ったな。
Myojo見ながら盛り上がってたよね・・・。


あの頃は楽しかったな。


そんなことを考えながら、
時間を見つけてはYouTubeでSnowManの動画を見続けました。


いやいや、私もうこんな歳だし、子どももいるし、娘と一緒になってジャニーズにハマるってどうよ?
それに家庭も仕事も切り盛りしなきゃならないのに。

それでも気づいたらYouTubeは見てしまうし、Weiboもチェックしてしまう。

なんだこのハマり具合は・・・!


今になってからわかりました。
あのとき、私の心に灯ったのは小さな小さな熱だったんですね。

自分、という人間が生きるための熱。
それがちょっとずつちょっとずつ大きくなっていった。



彼らから感じる熱もすごかった。

後々知っていったのですが、彼らはなかなかデビューするチャンスに恵まれず、下積みが長かったのですね。

年長組のほとんどが14~15年間をジャニーズジュニアとして活動してきています。
最年少のラウールは5年でデビューしましたが、幼いころからキッズダンサーとして世界大会に出ていたくらいですから、努力してきた量は年長組とさほど変わらないのではないかと思います。


下積みが15年という世界は想像を絶します。

後輩たちに次々と抜かれたり、グループの空中分解、そして今のグループになるための増員。
さまざまな試練を乗り越えてきた彼らは、
「どんなことがあってもデビューする」と、そこに向かい続けました。


そして2020年1月デビュー。
それからの快進撃はものすごい勢いでしたね。

私のような人は特殊かもしれませんが、
結婚出産仕事などで、気が付いたら誰かのために生きている、自分の人生ってなんだろう。
そう考えたことのある大人の女性って、少なくないのではないでしょうか。


本当はもっと生き生きとしていたい。
やりたいことをしたい。
奥さん、ママ、お嫁さんだけど、根本は自分でいたい。


SnowManの魅力を語るとこのnoteだけではとても足りないので割愛しますが、
前述のようにくすぶっている大人の女性が、長年努力し続けて花開いた彼らに刺激を受けて、熱を持つ現象が私はある気がするんです。


SNSで出始めた「大人スノ担」という言葉、インスタのタグで検索すると今日現在で23.4万件もあります。


ハマる大人女性の多さよ・・・!!


きっとみんなは熱狂を待っていた


ハマる大人女性が多いと、自分が応援することにも抵抗がなくなってきますよね。
中には、我が家のように親子で推している方も多くいらっしゃいます。
私のSNSも、大人スノ担の方でいっぱい。
(アカウントは内緒です♡)

どんどん広がる大人スノ担の輪。

これはどんな現象なんだろう・・・。


そんなことをぼんやり考えていたのですが、ついに仮説ができました。


私はとあるWEBマーケティングを学ぶコミュニティに入っているのですが、そのセミナーで聞いた話にこんなものがありました。


「情熱をもつことで周りの人の共感を呼び、人を巻き込む力となる」

わかりやすく言うと、ワンピースのルフィーが
「海賊王に俺はなる!!」
と、グランドラインを目指して旗を立てて振ったこと。

彼らがやっているのはこれだ!私はピンと来ました。
私たちはその情熱に巻き込まれたのだ。


巻き込まれた私たちは、一緒になって熱を帯び、
そして彼らの活躍に熱狂している。


冴えない平凡な日常で、私たちが求めていたのはこれではなかろうか。

いや、わかんないよ?
他にもたっくさんの魅力があるから、グループでも、個人の活動でも言い表せないくらいの魅力が山ほどあるから、これこそ!なんてことは無いんです。


でも、刺さる理由のひとつでは?と思います。


出会えてよかった


あまりにも陳腐な言葉ですが、本当にこれに尽きます。

あのとき心に熱が灯らなかったら、私は今頃どうなっていたかわかりません。


SnowManのお陰で私の心は生き返ったし、親子の会話も増えたし、元気に明るくなった。子供にも「ママ、最近よく笑うようになったね」って嬉しそうに言われたのを今もはっきりと覚えています。


その後、私は自分の人生を取り戻すために夫とは別居、調停を経て離婚が成立。シングルマザーとして生きる道を選択しました。


今は、働きながらWEBマーケティングを勉強しています。

2021年1月から2年4ヶ月。
彼らの活躍はもはや世間の知る通り。
私の人生も大きく変わりました。

やっと自分の人生を生きられている感覚があります。
彼らには感謝しかありません。


今は勉強やその他やりたいことがたくさんあるので、たくさんの時間は割けませんが、要所要所で活動はチェックして、CDを聴いたり、DVD や動画を見て楽しんだり、私の生きがいのひとつです。


私たちが元気づけてもらっているように、ファンの存在が彼らのことも元気づけられているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。


まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。