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検定ビジネスには要注意!50万をドブに捨てたアラフォー主婦の失敗ストーリー

「もっと稼いでキャリアップしませんか?あなたは講師の素質があります。あなたを特別な講師として育てます」

この言葉が、私の失敗の始まりでした。

会社員として10年以上働いて、あっという間にアラフォーに。

資格や他の人に誇れるようなキャリアもなく、職場では暗黙のお局的な扱いを感じてしまい、なんだかとっても居心地が悪い…。

でも、自分には自慢できるような取り柄もなく、周囲の優秀な人がやっているような起業をするほどの度胸も気合もない。

この先、どうやって生きていったらいいんだろう。。。

35歳を過ぎた頃からずっと悩み続けていた。

そんな時にハマったのが、そう、「資格ビジネス」でした。

アロマテラピーアドバイザー、メディカルハーブコーディネーター…、

そして、次に手を出してしまったのが、某資格。

その資格を取るためのスクールで説明会に参加してしまったのが運の尽き。

「もっと稼いでキャリアップしませんか?あなたは講師の素質があります。あなたを特別な講師として育てます」

冒頭のこの言葉を真に受けてしまった私は、自分が特別な存在に慣れた気がして、有頂天になってしまいました。

スクールのバックボーンや詳しい条件など根掘り葉掘り聞くこともなく、気づいたら「頑張りたいです!」と即答してしまいました。

そしてその後、巧みなお誘い文句で、私は、次々と長年ためていた貯金を切り崩していくことになったのです。

「この講座、講師になるなら受けてもらいたいんですよね」

合計4つの講座、テキスト、試験料とあっという間に40万を超える金額を次々と振り込んでしまい。

「この教材セットは、後々講師になった際に必ず必要になりますから。講師になる方向けに、特別な料金でご案内します」

使いこなせるはずもない、立派すぎるプロ用の教材セットの料金を10万近く振り込んでしまい。

そして2年の時がたち、、、、、、、、

スクールの体質や、講師としての報酬額のあまりの低さ、ネズミ講っぽい商品販売の提案などなど、ビジネスモデルに疑問を感じ始めた私は、このスクールの講師ではなく、個人での活動をおこないたいと思うようになったのです。

しかしながら、それは許されませんでした。

「今までこちらが伝えた知識を個人で活用されたら、スクールのノウハウが流出してしまう。許されることではない」

「あなたには騙された気分だ」

「今後のことはこちらから連絡させてもらいます」

一方的にまくし立てられた結果、その後、3か月ほど経過した今も、先方から何の連絡もありません。

★まとめ★

「あなただけ特別です」「キャリアアップのお手伝いをします」

そんな甘い言葉にくらっとして、次から次へと授業料や教材の振り込みをおこなってしまったのは、全部、自己責任、自分の甘さゆえの失敗です。

アラフォー女子のみなさま、甘い言葉には要注意です!そんなに簡単に稼げたり、キャリアアップできるような、おいしい話はありません。

国家資格以外の民間がおこなっている資格は、資格取得後にその資格を維持するための年会費などで運営しているのが実態です。

民間資格を活かして、稼ぐことができる見通しが立っていたり、やりたいことをするには必ずその資格が必要だよ、というケース以外は、本当によく考えてから、資格取得を目指すべきです。

私のような失敗で、お金をドブに捨ててしまうことのないよう、くれぐれも気を付けてください。












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