わたしはそれを愛していた。

とあるご縁があって。
リモートワークといえど素敵な会社に関わることになった。

そこで、その会社のWEBサイトをくまなく(一部虚偽報告)見る
ことになり。
その中に、在りし日の私を助けてくれた存在を見つける。

ああ。
これをプロデュースした会社だったんだ・・・と感動して。
でもその気持ちを伝えるすべはなく。
今は伝えるすべはないけれど、そのうち機会があると良いな。

小さくて、手頃で、女子受けしそうな愛しいお菓子達が、
私と私のボスをどんなにか助けてくれたことだろう。

地元好きの私が愛した物、地元にもかわいくて素敵な物が
あるという喜び。

あなたたちは知らないだろう。
かさばらなくて、小さくて、気兼ねないお値段で、
鞄にそっと入れて持って帰れる。
もらった方も受け取った方もそっと楽しめる。
それでいて地元を宣伝できる物。
そういう物がとてもありがたい物だと言うこと。

多分それを企画して世に送り出した人たちは、
そんな要素なんて想定していなかったと思う。
目立つ物を渡せない相手に。
かさばる物を渡せない相手に。
それでもちょっとうれしい物を渡したい相手に。

渡してきたんだよ、私の気持ちを込めて。

そんなお菓子があったんだ。
いや、今もあるけれども。

うれしくて、いろんな機会に贈ったものだ。
いや、懐かしい。
本当に懐かしい。

私はそれを愛していたし、今も愛している。
でもまあ、私の愛は重くて苦しいので中々両思いには
なれないんだが。

そういうストレートで正直な愛は、中々実らないし
続かないんだな。

でも愛は本物ですので。
そこだけは疑わないでください。
どうか、よろしくお願いします。

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