何者でもない「私」

♦︎看護師ママが伝える「生」教育
♦︎Beauty Japan近江大会2024ファイナリスト
はらいゆかです。

今日は、1つ前の自己紹介で
「私は何者なのか？」というテーマで
記事を書こうと思ったときに
感じたことを書いてみようと思います。

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◼︎何者かになりたかった私

「私は何者なのか？」
問いかけられてまず思ったことは
「私は何者でもなくただの私」だということ。

私はずっと何者かになりたかったんです。

憧れのあの人みたいに
すごいと思われるような人に
細くて美しいあの人みたいになりたかった。

私もキラリと光るものを一つでも見つけよう！
すごいと言われることを身につけたい！
と、「自分以外の素敵な誰か」を目指して
ゴールのない道をもがいてきました。

でも、違ったんですよね。

自分を変えてしまったらそれはもう
私ではないのだなと気付きました。

周りからの目、評価、人の顔色ばかり伺って
私は誰の人生を生きてきたのかな？
とゾッとしました。

私は私。あなたはあなた。
そうは思っていてもついつい比べてしまう。

でも、誰かの真似をしてみても
どうしたって同じにはならない。

私らしさが出てしまう。
あなたらしさが出てしまう。
それこそが個性であり自分らしさ！

一人一人違った素敵なものを
生まれた時から既に、ずーっと持っている。

無理に付け足さなくても良かったんだと
ありのままの私を生きることが
自分自身にとっても、周りにとっても
一番自然でいいことなんだと
性教育を学び、実践する中で感じました。

痩せたい！可愛くなりたい！
そう思って努力するのは素敵なこと♡
でも、それを判断して決めるのは
いつだって自分。

「背が高くてかっこいいね」
と言われて、嬉しい人もいれば
もちろん嬉しくない人もいる。

いちいちそんなこと考えてられないよ！
と言う声が聞こえてきそうですが
「みんなが同じように捉えるとは限らない」
と言う意識を持って、普段から
言葉一つ一つを大切に、丁寧に扱っています。

コンテストは別として
自分のからだのことを決めるのは自分だけ！

人のからだを勝手にジャッジしたり
優劣をつけたりしてしまうことは
自分にとっても相手にとってもどうなのかな？

言葉を丁寧に扱うことも、思いやり。
自分も相手も大切にする
一つの方法だと考えます。

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◼︎自分のことが分からない

「自分は何者なのか？」に答えるためには
自己受容と自己理解が必要でした。

・自分の好きな色は何色？
・好きなこと、興味のあることは何？
・落ち着く時はどんな時か？
・どんな服が着たいか？

数年前の私はこれらの問いに
すぐに答えることができませんでした。

・ピンクと白が好きだけど
  もういい歳なのにピンクなんて可愛すぎる

・落ち着くのは1人になることだけど
  子どもが小さいのにそんなの無理だしなぁ

・どんな服が着たいかなんて分からない

年齢や子どものせいにして
勝手に無理な理由を作って諦めたり
そもそも自分が何を好きかなんて
意識して考えたことがありませんでした。

やってみたいな、あれ欲しいなと思っても
私には無理！今は無理！だと
時間やお金を理由にしてすぐに諦め
自分の気持ちに蓋をして無視してきました。

「人のせい」「環境のせい」にして
自分を納得させようとしていたんです。

でも本当は、やろうと思ったら
やれることばかり！

・ピンクにも色々あります。
　自分に似合う色味のピンクを探せばいい！

・年齢や性別で着てはいけないものなんてない！

・1人の時間が欲しいと思ったら
　預かり保育や両親、夫に相談して
　「実現するためにはどうしたらいいか？」
　を、考えたらいい！

・ワクワクする可愛いくて気分の上がるもので
　身の回りをいっぱいにしたらいい！

今ならそう考えることができます。　
でも、当時は全くそう思えなかった。

お恥ずかしい話しですが
大人になって、親になったのにも関わらず
まだ自分の選択の一つ一つや人生に
覚悟も責任も持てていなかったのです。

・自分の本心が分からない
・やりたいことが分からない
・好きなことが分からない

という方、読んでくださる方の中にも
もしかするといらっしゃるかもしれません。

何となく好きなこと
気になること
気付いたらずっとやってること
これだけは続いてるということ
よく褒められること、頼られること
これをする時は夢中になれるということ

そんなことが誰にでも1つは必ずあるはず！
迷子だった私にもありました！
それ、あなたの強みかもしれません♡

一つ見つかってそれを行動に移してみると
次から次へと本心が溢れてきて
少しずつ少しずつ「私」という輪郭が
ハッキリとしてくると思います。

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今回、Beauty Japanへの挑戦を機に
改めて「私は何者か」考える機会になりました。

それを表現しようとした時
自信を持ってこれが私だと言えることに
自分自身の変化・成長をとても感じました。

自分のことが分からなかった5年前。

育児ノイローゼ状態
夫との関係も最悪というどん底から
5年経って自分がこんな風になっているなんて
思いもしませんでした。

人は人との出会いで変われます！

誰かに頼りながら
色んなツールを使いながら
自分と向き合い続けていたら変われます！

人間関係に悩み、苦しむことが多いけれど
幸せをもたらしてくれる
きっかけをもたらしてくれるのもまた
「人」との出会いや関わりからなんですよね♡

これからも人との繋がりを大切に
何者でもない「私」として
誠実に生きていきたいなと思いました。

お読みくださりありがとうございました。

2024.2.1   はらいゆか