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子育てで自分の過去の記憶がよみがえる

先日はからだの教室でした。

いつも40分ほどワークやお話をした後、
最後は子どもたちはお絵描きや遊び
大人は大人で今日の振り返りをしたり
質問などあったらお答えする時間をとっています。

今回は、育児のことなんですけど、、、
と始まりました。

『子育て、とくに長女と関わっていると
小さい時の自分を思い出すんです。
自分が言われて嫌だったことを、ふと言ってしまったんです。
後からハッと気付いて…』

とお話をしてくれました。
話してくれてありがとうございます。

私は子どもはいませんが、助産師としてこういった相談をこれまで何度か受けてきました。

きっと小さい頃、本当は嫌だなと思っていることを嫌と言えず、そもそもそれが嫌だとはっきり思うこともなく心の奥底にしまわれていたのでしょう。

それが育児を通して我が子を通して
記憶の蓋が開き、思い出されているのだと思います。

今自分が子どもに言ったことが自分が小さい時嫌だったことだったんだ…とご自身で気付かれたこと、これはすごいことです。

自己嫌悪やネガティブな気持ちになったかもしれませんが、蓋をしていた自分の思いが浮かび上がってきてよかったなと思いました。

なぜなら、自分の嫌だった記憶を少しずつ丁寧に昇華していく作業をすることができるからです。

自分と我が子は違う人間だから感じていることも違うかもしれない…

『お母さん、ああ言っちゃったけど言われた時どんな気持ちだった?』

おちついてから子どもに聞いてみてもいいかもね。

と、みんなで話しました。

私たちに話してくれたことは自分の過去の記憶を昇華していくきっかけの一つになっていたらな、と思います。

今回のからだの教室のテーマは境界線と同意

『嫌なことは嫌だ!』と言っていいんだよ
『なんかやだな…きもいな…』の感情って自分を
守ってくれるからめちゃくちゃ大事なんだよ!
離れることに同意はいらない

大人もぐさっとくる内容だったと思います。
そしてこのテーマだったからこそ、ママから上記のようなお話が聞けたのだと思います。
この話をここでしてもいいかも、と思ってもらえたことも嬉しかったです。

参加者さんたちに『私も言えない時もあるんだよー』と言いながら私もNOと言う練習をする講座でした。

大人もNOを言う練習が必要ですね
子どもと一緒に学べるってステキ


サイコロゲーム楽しんでくれてよかった♪

自分の過去や今までになかった感情が湧いてきたら、またぜひ来てほしいな。
一緒にたくさん話そう。
そんな場所です。

yunami.

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