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皆さんは「遊び」について、どのように感じていらっしゃいますか?

藤原東演住職は「遊び」について、こう語っておられます。

『「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という禅語は、「無門関」の第一則に出てくる。

我を忘れて、無心に遊んでみないか。

仕事も、趣味も、生活でなすことも、さらには人生の運不運もすべて遊び心で生きることがすばらしい。

仕事は成果をあげなくてはならないし、
「何かのため」という意味づけが不可欠だ。

ところが、遊びは何かのためにという目的がないし、その成功とか失敗なんか関係がない。

成果など計算したら、それは遊びではないから、人の評価も気にする必要がない。

ただやることが面白い、楽しいからやるのである。』
(禅「あたま」の整理/知的生きかた文庫より)

人生を、道草したり、遠回りしたり、迷ったり、あと戻りしたり、しながら旅をする。

冥土までの暇つぶしが、遊びなのだと言えます。

そして、時に、ふざけたり、大騒ぎしたり、それで、怒られたり…。

でも、それを、面白がって、大笑いしながら、楽しんで生きていくのが、遊びなのです。

旅の最終目的が冥土であるなら、人生の道草も楽しんで、遊びとして捉えていくのも悪くないかもしれませんね。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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