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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている… もっと読む
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記事一覧

「感謝と祈り」第712話

舩井幸雄氏は「肯定」についてこう語っています。 『すべての事柄にプラス発想で取り組み、前向きな心で生きるための条件を具体的に考えてみると、2つの点に集約されるようだ。 それは、「現状肯定」と「感謝」だと。 現状肯定とは、たとえばあなたがリストラにあったとして、それは望んだことではないでしょうが、その事実はもう変えられない。 そういうとき、その事実を後ろ向きにとらえるのはやめて、そこを出発点として、できるだけ前向きに現状打破に取り組む。 そういう姿勢のことです』 「

「感謝と祈り」第711話

ドイツで生まれた、ゲーテという詩人がいます。 彼は詩人のほかに、作家・自然科学研究家をしていたそうです。 そして、代表作に戯曲『ファウスト』があります。 彼は、人間観察をし続けた結果として「人の最大の罪は不機嫌」と書き残しました。 最大の罪は、人殺し・盗むこと・だますことではなく、「不機嫌」なのです。 不機嫌な人は、自分が闇を投げかけている事に気づいていません。 きっと、自分は正しい意見を言ってるだけで、それは正当な事だと信じて疑わないでしょう。 しかし、不機嫌

「感謝と祈り」第710話

今日は病気に負けない過ごし方について、斎藤一人さんの言葉を参考に、私なりの思いを書きたいと思います。 実は病気をしても、死なない人にはある特徴があると斎藤一人さんは仰っていました。 事実、斎藤一人さんも、子供の頃から体が弱く、よく病気をされていたそうです。 でも、一人さんは、薬はほとんど効かないそうなので、どうしても食べ物(栄養面)に重きを置く事が多いのだとか。 そして、ここが重要なポイントなのですが、病気をしても死なない人というのは、「元気」の気を大きくしているから

「感謝と祈り」第709話

なぜか、人から、好かれる人がいます。 なぜか、人から、慕われる人がいます。 こういう人は、意識的にも無意識的にも、人に安心感を与える事が出来るようだと、井上裕之氏は言います。 そして、井上氏は「人を動かす3つのステップ」があるという。 相手の心をつかむと、影響力が高まり、「あの人が言うことなら、やってみよう」「あの人がやるのなら、協力しよう」「あの人のために、頑張ろう」と、人が動いてくれるようになるのです。 そのためには… 「言動一致の人間になる」 「約束を守る」

「感謝と祈り」第708話

惜しみなく与える人は、幸せな人生を送るようです。 その反対に、けち、出し惜しみ、出ししぶるような行動を取る人は、愚かな人となります。 自分の運命を曇らせていると、常岡一郎氏は言います。 何故なら、この世はすべて出したものが自分を守るからだそうです。 だから、汗をかき、力をしぼり、心をくばる事が大切になります。 その鮮やかなくり返しが、新陳代謝となり、私達の身を守ってくれるのてす。 これは、天地のめぐみを呼び出す生き方になるのです。 その反対の生き方として、掴む。

「感謝と祈り」第707話

【倦まず弛まず】 「倦まず」(うまず)は「飽きない」ということ。 「弛まず」(たゆまず)は「心を緩めない」ということです。 一つのことを始めたら、途中でいやになって投げ出したりしない。 孜々として努力を続ける、その大事さを説いています。 人間の心が陥りやすい通弊を戒めた言葉と言えるでしょう。 住友生命の故・新井正明氏(名誉会長)は、『論語』の中で一番好きな言葉は 「無倦」だと言いました。 事実、氏は九十歳の没年まで、自己陶冶の道を歩んで倦むことがなかった。 こ

「感謝と祈り」第706話

人は生きていく上で、「徳を作る事」が大事だと藤尾秀昭氏は言います。 では、徳を作るとはどういう事を意味するのでしょうか? 安岡正篤師はその著書『人物を修める』で、人間を人間たらしめる要素には本質的要素と付属的要素がある、と説いています。 本質的要素とは 徳性であり、徳性とは明るさ、清(さやけ)さ、人を愛する、尽くす、恩に報いる、誠実、正直、勤勉、などの貴い心の働きのことだと言います。 それに対して、知識、知能、技能などは徳性の発露を助ける付属的要素なのだそうです。

「感謝と祈り」第705話

今日は小林正観さんの言葉を紹介します。 正観さんは心が楽になる方法を、講演や著書で紹介してくれました。 正観さんは2011年にお亡くなりになりましたが、その人気の秘密は、正観さんの「ゆるさ」が多くの人に受け入れられたからかもしれません。 その一つに、「バカは風邪をひかない」という本当の意味を正観さんはこんな風に教えてくれます。 ◆毎日「うれしい」「楽しい」「面白い」「幸せ」と笑顔で言い続けている人は、機嫌のいい人。 機嫌のいい人は、機嫌がよくなるようなことが毎日起こ

「感謝と祈り」第704話

今日は友人から素敵な言葉を教えてもらいましたので、noteでシェアしたいと思います。 皆さんの心に届けば必ずお役に立つと思います。 【今日の言葉】 良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は、誠に妙なるものがある。 ⭐️これを「縁尋機妙」(えんじんきみょう)という。 また、いい人に交わっていると、良い結果に恵まれる ⭐️これを多逢聖因(たほうしょういん)という。 人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない 。 安岡正篤(東洋

「感謝と祈り」第703話

皆さんは「遊び」について、どのように感じていらっしゃいますか? 藤原東演住職は「遊び」について、こう語っておられます。 『「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という禅語は、「無門関」の第一則に出てくる。 我を忘れて、無心に遊んでみないか。 仕事も、趣味も、生活でなすことも、さらには人生の運不運もすべて遊び心で生きることがすばらしい。 仕事は成果をあげなくてはならないし、 「何かのため」という意味づけが不可欠だ。 ところが、遊びは何かのためにという目的がないし、その成功とか

「感謝と祈り」第702話

【天の働きと人間の役割】 『渋沢栄一 一日一言』より 「天は実に霊妙なる者である。 公明なる者である。 正大なるものである。 天は社会のため、国家のために尽くす人々に対して、必ず幸福を与うるものであるから、我々は社会のため、国家のために、 自己の責務を尽くすが、その本分である。 これを満足に務むるだけ、それだけ自己の本分を完(まっと)うすることになり、その本分を完うするところに幸福が在るのである。 ゆえに人はただ自己の本分を尽くす上において、不足なきや否やと自ら省みる

「感謝と祈り」第701話

二宮尊徳の教えは、渋沢栄一や松下幸之助、土光敏夫、豊田佐吉、稲盛和夫といった大事業家たちにも多大な影響を与えたと言われています。 その高弟である福住正兄が記した 『二宮翁夜話』を今日はご紹介します。  【積小為大】 『二宮翁夜話』より 「翁のことばに、大きな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるがよい。 小が積って大となるからだ。 およそ小人の常として、大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、できやすいことを勤めない。 それゆえ、ついに大きな事

「感謝と祈り」第700話

斎藤一人さんは、「バイバイの法則」がこの世には存在すると仰っています。 その法則とはこういうものです。 ◆ 大きなチャンスを逃した、と思ったときがチャンスの時。 執着せずに、諦(あきら)める事が大切なのです。 諦めるとは、断念するとか、ギブアップするという意味ではありません。 仏教においては、「あきらかにする」「つまびらかにする」という、ものの道理を明らかにすることなのです。 諦めれば、次のチャンスが必ずやってくるのです。 これは、「人」もまた同じで、きれいな別

「感謝と祈り」第699話

WBCで、監督を務め、日本を世界一へ導いた栗山英樹監督が、現役を辞めてキャスターをしていた時代に、どうしても忘れられないインタビューがあると言います。 それがメジャーリーガーとして活躍した投手で、ノーラン、ライアンという選手の言葉でした。 中学生の頃から彼のファンだったという栗山監督は、沢山の取材人が殺到する中、わざわざ日本から来たと言う事で、奥さんの尽力もあり、練習前のプルペンでノーラン選手に幸運にも呼ばれたと言います。 当時は日本人がインタビューする事自体、とても珍