QTPで作られるファイル群の概要


QTPで新しくスクリプトを作成し、保存をすると「テスト」として保存されますが、1テストはフォルダになっていてその中には多くのファイルが作られています。それらについて簡単に概要を記します。

テスト(フォルダ)

+ default.cfg - コンフィグレーションファイル。テキスト形式。設定内容。

+default.xls - データテーブルに使われるファイル。MSエクセル風のファイル形式。(ファイルはMSエクセルで編集可能だがMSEXCELとは同一ではない)

+default.usp - コンフィグレーションファイル。テキスト形式。設定内容。

+lock.lck - テストがロックされていると現れるファイル。

+test.tsp - テスト設定の情報が格納されているファイル。バイナリ形式。

+<テスト名>.user - テストのデフォルト設定が書かれているファイル。バイナリ形式

+parameters.mtr - テストパラメータが格納されているファイル。バイナリ形式。

+Action - アクション毎の情報が格納されている。(フォルダ)

++Script.mts - アクション毎のスクリプトが書かれているファイル。テキスト形式。

++Resource.mtr - アクションパラメータ、関数ライブラリ、回復シナリオ、共有リポジトリなどのリソース情報のファイル。バイナリ形式

++ObjectRepository.bdb - ローカルリポジトリ。バークレーデータベース形式。

++Snapshots - アクティブスクリーンのファイルが格納されている。(フォルダ)

+Res - テスト結果が格納されている。(フォルダ)

++MediaInfo configuration file - 調査中

++Report(フォルダ)

+++Default.xls - 結果レポートに表示される実行したデータテーブル

+++GeneralInfo.ini - テスト結果の基本情報が書かれた構成ファイル

+++InstallNewReport.HTML - レポートが作れなかったときのエラーメッセージ用画面

+++results.xml - レポートデータが格納されているファイル

+++results.qtp - レポートを表示するときに呼ばれるファイル。上記XMLを読み込んでレポートを生成する。

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その他のファイルは以下のようなものがあります。

回復シナリオ-------- .qrs

関数ライブラリ----------.vbs / .qfl / .tst

テストバッチ--------------- .mtb

アクションテンプレート-------- .mst ( mercury shared template)

仮想オブジェクト--------- .vot ( virtual object template


2012年11月HPのブログサイトに公開したものを転載

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