毎日小学生新聞「あそんでたべよう」の連載を終えて
2022年の4月から、「毎日小学生新聞」で月に一回連載をもたせていただいていただいていましたが、この3月で連載を終了することになりました。
見開きスペースで毎月楽しく企画・執筆をさせていただきました。読者の皆さん、編集部の皆さんに心よりお礼申し上げます。
はじまりはコロナ禍の「おうちじかん」
実は、この連載が始まるきっかけになったのは、実はコロナ禍の緊急事態宣言の、いわゆる「おうちじかん」なんです。
ご近所県域のコンビニやスーパーで手に入るお菓子を組み合わせて、作品を作り食べる「おかしあそび」というものを考えて発信し始めました。
当時は世間も混乱して、暗い不安な毎日を皆さん送っていたかと思います。
そんな中で、少しでも楽しいことを考えたいと思って発信を始めたわけです。
そして、そんな発信を続けていたら、それを見た毎日小学生新聞の担当者の方が声をかけてくださり、連載が始まりました。
正確には、連載が始まる前、2021年の大晦日号でもお正月のおかしあそび記事を掲載していたので、だいたい2年半くらい前からスタートでした。
企画検討にあたって自分に課していたルール
毎月内容を考えるに当たって、自分の中で決めていたルールがあります。
まずは、「チョコペン」を使わないこと。
最近はもう100円ショップでも豊富に売っていて手に入れやすいですが、当時はコロナもあり、コンビニやスーパーでは簡単に手に入らないこともあったので、だいたい「ダース」や「チョコベビー」を溶かしてできるメニューにしていました。
もうひとつは、全国どこでも・いつでも売っているお菓子を選ぶこと。
全国紙なので、特定地域しかないものや、季節限定のものは使わないようにしていました。
他にも、お菓子に描かれたキャラクターの意匠を損なわないようにすることも気を付けました。
観察力とアレンジ力がきたえられた!
この連載は、ほんとに自分の成長になりました。
脳みそとお菓子を見る視点が鍛えられました。
このお菓子はこんな風に見立てたらおもしろいなとか、組み合わせたらこんなものが作れるなとか、お菓子コーナーに行くとそんな発想ばっかりになります。
連載は終わりますが、「おかしあそび」という手法は、楽しみながら、味わいながら、日常をちょっと変わった視点で楽しむゲームみたいなものです。
これからも、Instagramで時々発信していくと思いますので、よかったらのぞいてみてください。
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