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オリーブおばさん

昨日はまとめるとオリーブの日。植物のオリーブじゃなくて、90年代に愛読していた雑誌『オリーブ』のこと。

午前中、京都で国際写真展のKYOTOGRAPHIEのイベントで、展示をされている川内倫子さんと潮田登久子さんのトークを聴きに行った。

まだ展示は見てないのだけど、川内倫子さんの写真はすごく好きなので、川内倫子さんのお話を聞きたくて。潮田登久子さんのことを全く存じ上げなかったのだけど、夫が島尾伸三さん、しまおまほさんのお母様。しまおまほさん、もちろん今も活躍されているけど、『オリーブ』でよく拝見していた。

家族を撮っていること、夫が撮影助手のような役割を今は果たしていること、同じ大きな版のカメラを使っていることなど、世代は違っても共通点がいくつもあるお2人の話はとても興味深く、トークを聞くまで全く知らなかった潮田登久子さんのお人柄のファンになってしまった。

潮田登久子さんがまほさんが幼い頃に親子3人で暮らしていた旧尾崎テオドラ邸で、親子3人展をただいま開催中。めっちゃ見たいやんか。住んでいた空間で展示って、そこでしか見れへんやつやんか。
http://www.usimaoda.com

6/4までの開催で土日はそれなりにチケットは埋まっている模様。

まずは京都で作品見ないと。

さて、大阪へ移動して、小沢健二さんのコンサートへ。特にファンではなくてもミーハー心でコンサートに行くことはよくある。今回もお正月に聴いた東大講義がよかったので、コンサート行ってみようかと申し込んだもの。オザケンも『オリーブ』の常連だった方ね。

かわいい秘密道具がもらえるのもテンション上がる。缶の柄は東京・名古屋・大阪でデザインが違って、ネクタイの柄もいくつかあって、何が入ってるかはお楽しみ、というやつ。

もともと熱心に聴いているアーティストもいなくて、コンサートでグッズを買うこともほぼないのだけど、なんとなく今回は欲しくなった。

長時間並ばせて、品切れもありうるとか、おかしなシステムだなと思いながら、2時間並んで、Tシャツを一枚購入。かわいかったので、この夏、休みの日に着るつもり。

MCがさすがで、小澤征爾さんのお別れ会で久しぶりの方との再会がたくさんあった話や、日本人の中で昭和生まれは4人に3人の割合とか、その辺は講義と通じるところかな。ライブではノリノリだった。

秘密道具やオリジナルグッズとか、デザインもやれば、作詞作曲、教科書の作成、デザイン、講義など、多才さをいろいろな表現手段で表現されているのがすごいと思う。なかなかできないこと。

オリーブのことを振り返りつつ、酒井順子さんが、元オリーブ少女は歳を重ねてオリーブおばさんになって、と著書に書いておられたのをいつも思い出す。

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