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いつも自分会議中、考えるのが好き

40歳を過ぎてから内向型だと気づきました。ちなみに今はアラフィフです。若いころ、この自分の気質に気づいていれば…と思うことをつらつら書いています。

どこかで「毎日15分自分とのミーティングの時間を作ろう」とあった。

「え?!たった15分なの?私は自分会議なんて起きている間、ほぼ一日中してるんだけど」と思った。

考えてるのが好きなんだな。

しかし、人には「考えすぎだよー」と言われないように生きてきた。いつも細かいことをくよくよ考えている暗いヤツだと思われたくなかったのです。あまり物事を気にしないサバサバした人にも憧れていました。

だから、できるだけサッパリした気性に見られるように気をつけたのです。とはいえ、子供のころからぼーっと考える傾向はありました。「考えすぎること」はわたしの気性の中でもダントツ一位の特徴です。ぼーっと考えるの、好きですからね。テーマは何でもいい。雲みたいに浮かんでくる。

自分が内向型だと知り、「”考える”は自分の核となる特徴だ」と気づいた。

「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー 

この本に「内向型人間のための自己診断 小テスト」があります。その6つめがこれです。

「話したり行動したりする前に、考えることが多い」

「思いついたら、とにかくやってみよう」「とりあえず始めて、やりながら考えよう」…私はこんなふうにできていない。

行動する前に情報を集めて考える。他の人からは「何をそんなに考えてる?」「やる気ある?」「さっさとやればいいのに」と思われるだろうね。

不安な要素や計画…それもプランA、B、C…と考えているんだよ。やりたくないわけじゃなくて、うまくいくように考えてから行動したいんだよ。何しろ考えること自体が好きだからね。いつまでも考えていたいんだ。

大人になってからも、この傾向は続く。

例えば、インドに旅行に行ったとき。行く前にものすごく準備した。
この場合、準備っていうのは「考える=シュミレーション」のこと。
(ニューデリー→ジョードプル→ジャイサルメール一人旅だった)
私は行きたいところとルートを何度も旅行ブログを見て練った。一人旅中のホテルは宿泊する街中のホテル・ゲストハウスをほとんど全部検索して吟味した。安全・清潔・リーズナブル・こじんまりして食事もできるところ。
この条件をクリアして、最も素敵なところを選びたかった。
イメトレしすぎて、旅行で現地を訪れる前から現地の金銭感覚に慣れていたし、地図なしでも街が歩けるほどだった。

今はね、そこまでしなくてもいいんだって思っている。7、8割準備できたら、始める。とりあえずやってみる。最初からうまくできなくてもいい。

心からそう思えるまでには、まず内向型の考えすぎる自分を受け入れたないといけない。表向きサッパリした自分を演じるのはやめよう。
そうしていつまでも考えていたい自分に気づくこと。 
気づいて始めて「とりあえずやってみる」ができるようになる。

「とりあえずやってみる」が何度かうまくいくと「そんなに考えたり、準備しなくてもいいんだなー」って実感がわく。

考えすぎる自分を受け入れると、逆に不安要素や問題について考えすぎなくて済むんだね。とはいえ。私はもともと考えるのが好きなのです。どうせ考えるなら、興味のあること、楽しいこと、好きなことを考えたいですね。



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