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第10回 モチベーションの上げ方

2024年3月4日

健康と美容、栄養、ウェルエイジングを専門としている内科美容皮膚科医 中島由美です。

今回は医療とあまり関係ありませんが、個人的なモチベーションの上げ方についてお話ししようと思います。

皆さんはモチベーションをどのように上げたり、保っていますか?
モチベーションは仕事や勉強する時に必要なもの。
淡々とする作業にモチベーションは必ずしも入りませんが、目標達成したい時、それが大きな目標であればあるほどモチベーションの維持が大切になってきます。
最初はやる気に溢れて気持ちもキラキラしていたのに、モチベーションがなくなった途端に仕事も勉強も面白くなくなって、辞めたり投げ出したくなったりした経験のある人も多いのでは。

そこで、私のモチベーションUP術をお伝えして、皆さんの参考にしてもらえたらと思います。

1、中長期的な目標(夢)を立てる
自分が今している仕事の延長線上でもいいですし、全く別のジャンルでもいいです。「今の自分では到底無理。でももしかしたら達成できるかもしれない」という淡くても遠くてもいい夢を描きます。こんな風になったらいいな~っていう等身大の自分を思い描きます。そう、最初は妄想から(笑)妄想するだけでワクワク!これがまずモチベーションのファーストステップです。

2、情報収集
ぼんやり夢を描いたら、今度は毎日そのことを考えて妄想を膨らましていきます。デッサンを描くように、最初はなんとなくの形から、徐々に輪郭を濃くしていきます。この段階で気になること(費用や資格、必要なものなど)をネットで情報を集めます。自分の夢が実現可能なのか?情報不足で途中で挫折しないか?徐々に現実味を帯びていくので、気持ちは引き締まっていきます。そのことばかり考えていると本当にできるような気持ちになる、というか妄想ではもういろんなことをやっているので、実際にやってみたくなります。

3、年単位、月単位、日単位で計画を立てる
目標に向かって方向性が決まれば、あとはその方向に向かうだけです。目標(ゴール)から逆算して、できる限り細かく計画を立てていきます。年単位、月単位はここまで完成させる、とかっちり杭を打って(絶対にここは動かさない)、あとは日割りで緻密に計画していきます。更に、確実にできるように実行する時間帯も決めます。朝なのか?休憩時間なのか?寝る前なのか?この方法は学生の時からずっとやっているので私は慣れていますが、初めての方はこの計画の時点で挫折頓挫するかもしれません。でも、目標達成のためにはただ闇雲に頑張ってはいけないのです。3日坊主にならないように、無理のない計画を立てるのがコツです。例えば、分厚い教科書や本があれば、私が最初に見るのは最後のページです。何ページあるのか見て、いつまでに読むのか決めて1日あたりの読むページを計算しますが、途中読めない日や休憩する日も必ず作って予備日としています。

4、計画は調整してもいい
あとは計画表に則って実行していくだけです。計画通りできたらカレンダーにチェックしていくのですが、ドリルをしたらシールがもらえた、みたいで嬉しくなります。(私だけ?笑)
でも、風邪引いて数日間できなかった、とか予測不能なことが起これば計画は再調整します。最終のゴールの杭は動かせないので、その分しわ寄せができてきつくなりますが。

5、ゴールまでの過程を楽しむ
どんどん知識が増えて、知らぬうちにゴールに近づいています。「毎日の小さな目標を達成している」「確実に進歩している」と思えば充実感、充足感も得られます。これが自分の核となり、自信にも繋がるのです。

私はこんな風にモチベーションを日々上げていますが、参考になりましたでしょうか?
簡単なゴールより、少し難しく思えるゴールの方が人はモチベーションを持ち続けられるのではないかと思っています。
ゴール達成すれば、次の目標へ。
どんどん人は成長していきますね!


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