見出し画像

#004 社会の風潮に溺れた20代。結婚と離婚からの学び

生い立ちを小学生から社会人まで順番に綺麗に書こうと思ってたのですが、最近の出来事の方が書きやすいので、こちらから書きます。

実はというほどでもないいですが、私バツイチなんです。このことについて書くことを一瞬ためらったけど、「ありのままの自分」となると、これも私なのでいいか(笑)


29歳の時に学生の時から付き合っていた方と入籍したものの、半年で離婚することになりました。
当時は遠距離婚をして少し経ったら、パートナーが住んでいる場所にいこうと思ってました。ですが、その前に諸事情によりうまく行かなくなってしまったので「結婚生活」というものをしたことがありません。戸籍上だけ結婚→離婚という印をいただきまして、なんとまぁ切ない感じでございます(苦笑)


4年前離婚に至ってしまった当時は、相手に対して恨みつらみ。
「女性20代の一番いい時を台無しにしてくれたな」
「そこそこ稼げて、家事して、学歴も悪くないのに、何がいけないの?」
「戸籍を傷つけてどうしてくれるの!」
「これからまた別の人ととなると、30歳すぎちゃうんだけど、妊娠・出産は?」
とかね、、、


まあ、ここに書くとめちゃくちゃ恥ずかしいですが、ある意味人間のエゴ丸出しというか。それが当時の自分なので仕方ないですね(笑)
自分の言動・物事の捉え方を振り返りもせず、なんと支離滅裂なことを言ってお別れした記憶があります。相手とうまくいかなかったことを他責にしてました。

ですが、この4年間いろんな経験を経て、そりゃうまくいかないよな。私にも問題がいっぱいあったよなと気づくことができました。
今となっては、この学びは「自分と、人生と、本気で向き合うことができたギフト」だと思って感謝しています🫶

振り返ると、20代は人生に焦っていました。私は一浪院卒だったので、会社に入社した時で25歳。
学部卒で卒業した同級生は社会人3年目。なので、仕事も慣れてきた時期だし、中には結婚をしている人もでてきました。友達に会えば、次のキャリアについて、結婚、人によっては妊娠・出産について話す中で、自分は何も持っていないと感じていました。
会社に行けば、飲み会に参加すれば、「彼氏は?」「結婚は?」「子供は?」と質問される。周囲も悪気はないのは重々承知ですが、当時の私は社会のいわゆる一般常識・風潮に1人で勝手に溺れた20代を過ごしていました。

パートナーのことは当時なりに大切と思っていたけれど、結婚が目的になってしまい、「完全に周囲にどうみられるか」が先行していたと思います。
私は仕事が好きなので、念願に就くことができた仕事がおもいっきりできて楽しかったはずなのに、あれもこれもなきゃだめなんだって思ってました。


特に、女性は結婚してこそ、出産してこそ幸せと私も思い込んでたし、実家に帰れば父親からは「姪っ子ばっか構ってないで、お前は結婚しないのか?」と言われて大げんか(笑)
今でこそ、人それぞれでいいよねという時代の流れもきていますが、集団として染み付いた考えをすぐに変えていくことは難しいのが現実。周囲からもなんとなくその空気を感じていたので、日本の社会では私はどこか不完全な人間なのではないかと感じていました。

でも、どうでしょう?
33歳の私は、今とても幸せです。これは強がりではなく、本音・本気で思っています。確かに、バツイチだし、大企業もやめちゃったし、日本人の一般的なレールには乗れてないけれど、こうしてNOTEを書いてること、ヨガやピラティスができること、旅ができること、そして次のステージに向かって新たな出会いがあることが、とても幸せです。


何より離婚した後、人生を立て直そうと思ってガムシャラに走ってきた4年間の経験、出会いは本当にかけがいのない宝物になりました。4年間の沢山の宝物についても、別途投稿で記録として残したいです。

最近思うのは、人はすでに幸せで「ある」のでは?と思います。気づいてないだけで、見方を変えたら自分なりの幸せは「ある」のだと。
20代の時に自分に言ってあげたい。みんな一緒である必要もないし、年齢なんて関係ない、やりたいと思って勇気を出せばなんでもできる。(…たぶん。なんでもできるかは、まだ自信がない!笑)少なくとも、30歳の壁なんてなかった。自分の幻想だったということは言えます。

そういえば、この前若手の時の写真を同期が振り返ってて見せてもらったら、なんと…若い時の写真の方が老けてたんですよ!2人で爆笑してました😅だからこれからも固定概念に捉われず、やりたいことを楽しんでいきたいです。

あ、勿論結婚や出産を否定したいわけじゃないです。記録として残したいのは、いろんな幸せの形があるよね。っということです。
私自身も、バツイチから数年はもう一生1人がいいと思ってたし、自分のことで精一杯なのに子供も育てるのは無理〜って思ってました。ですが、周りには素敵なパートナーと過ごされてたり、家庭を作られてたり、そのような方々をみてると「いつかは、私も〜!」なんて思います。


私の好きな言葉に、「幸せは自分で作るもの。幸せな人と幸せな人が一緒になるから、幸せな関係がある」とあります。
この言葉を見た時、私はどこか他人に幸せにしてもらおうという気持ちがあったなあと、気付かされました。なので、ちゃんと自分の幸せを作っていけるタイミングで、そんなご縁もあってもなくてもHAPPYです(笑)

ということで…
いろんなところに文章が飛びましたが、結婚と離婚からの学びの記録でした✏️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?