見出し画像

言葉に振り回される

自分のために綴るnote。
なかなか日常生活のリズムが取り戻せないyumiigoです。

とはいえまだ仕事復帰したばかり。
先週はリモートワークで曖昧な世界に居た感覚だった。
やっぱり会社に定時に出社するというのは体力がいるんだなと改めて実感。

また行きたい喫茶店

私はいつも言葉に振り回される。
だから他人といることに疲れてしまう。

2週間ぶりに出社したので、会社の人達にも朝から挨拶だけという訳にもいかず、+‪αの言葉をかわさなきゃならない。

基本的には私からお礼やお詫びを挨拶に追加するような感じだ。
社内の人はそれぞれとはいえ、大体同じような言葉が返ってきた。

「身体の方はもういいの?」
「身体はどんな感じ?」
「もう大丈夫なの?」

私に気遣ってくれている言葉であることは重々承知。
お礼を述べて「お陰様でだいぶ良くなりました」と言うようなリアクションを返していた。

私はそれに対して有難いと思うだけでいいのに、どうも自分の心がねじ曲がっているのか素直に受け取れない。

"もう普通に仕事してくれるんだよね?"

と言われているようにしか受け取れなかったんだ。
だってその質問に対して、
「無理して出社してます」
なんて答える人なんか居ないだろう。
「もう大丈夫です」という言葉を言え、と強要されているようにしか思えない私がいた。

社外のお付き合いのある人達は少し違った。
最後に一言、
「まだ無理しないで、お身体をお大事にね」
というような労りの言葉があったのだ。

この言葉は私への純粋な思いやりだと感じた。
(とはいえ、その言葉のあとに仕事の依頼は容赦なく来るのだが)

でもそんな言葉1つで私は嬉しく思うのだ。
別にお見舞い金なんか欲しくなかった。
(なぜか会社からささやかなお見舞い金をみんなで集めてくれたのだ)
私はお金なんか欲しくなくて、労いの言葉をくれたらそれで嬉しかったのに。

でも社内の人からは言葉は入院前にももらえなかった。
そっと事務の方からお見舞い金(社員一同の名)の封筒を渡されただけで、言葉として休みに入る私に声をかけてくれる人はいなかった。

みんな忙しいのだろう。
直接会えなかった人も含め、入院前には社内の人達へはメールでもお詫びとお礼メッセージを送ったが返信してくれる人もいなかった。

休んでいた私のせいでのしわ寄せも少なからずあっただろう。
それも分かるので私がそんなこと言ってはいけない立場である認識はある。

私が社内の人達に嫌われているかもしれない。
まぁ社会人なので仕事上はみんなそつなく笑顔でやり取りはしてくれているので、その本意は分からないが、別に私も好きでも嫌いでもない会社の人達だし仕事に差し支えないので、そこは気にならない。

とはいえ、なんでこの会社のメンバーはそんな言葉が言えないんだろうと思ってしまう。
「お身体お大事に」のたった一言が。

こうやって私は言葉に振り回されている。

まだまだ私は修行が足りないのかな。
自分は相手のことを考えて言葉できちんとフォローしようとしてしまう分、相手にもそれを求めたくなる。
それはエゴでしかないんだよね。

でもだからといって、相手がそこまでしてくれないなら自分もそこまで配慮しなければいいというのも嫌なのだ。
じゃあどうしたらいいのかが難しい。

これまでの私は相手がどうであっても自分の正義を信じて、自分は正しいと思う態度で周りに接してきた。

けど結局は相手の態度が変わるわけでもなく、私のストレスが溜まるだけ。
自分で自分の首を絞めてるだけのような状態になるだけだったんだ。

最近は自分の正義が自分のストレスの元だと考えるようになって、自分の正義を突き詰めては1人で悩んでいる。

今回もそんな1つだろう。

結局のところ、入院&手術があって2週間も休んだことに自分に罪悪感を持ってるから、周りに対してもそんなバイアスがかかってしまっているのだろう。

そうは思うものの、全部自己責任という結論もなかなかしんどい。

仕事復帰1日目は、そんなメンタル的にとても疲れて帰宅だった。

新年度に向けて色んな問題も山積み。
それなのに自分の体も思うようにテキパキ仕事がこなせない。

今はまだメンタル的にも身体的にも低空飛行だ。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?