せっかちネガティブ
自分のために綴るnote。
「年度末って忙しいですよねー」と皆が口々に挨拶のように言うので私も乗っかっているが、さほど忙しくないyumiigoです。
どうにもならない仕事やら用事って私には滅多にない気がする。
予め分かっていればいくらでも調整できるというレベルのことしか私の生活にはないのだ。
仕事も自分でなければならない重要任務なんて毎日ある訳じゃない。
基本、お気軽な安月給の一般社員なのだ。
かつての若い頃の私は、自分でなければならない仕事をしたいと思っていた。
天職というものにいつか巡り会えるのではという期待もあったかもしれない。
けど現実の私の今の仕事は誰にでもできることで複雑なことも難しいこともない。
自分が休みたい時には休んでも周りが困らないというのが理想なので、私の代わりはいくらでも居てくれた方が助かるのだ。
私はどちらかといえばせっかちだ。
仕事もなるべくスピーディに片付けたい。
メールのレスポンスも早い方だと思う。
自分に投げかけられた質問は今日明日中には返信したいと思っている。
私ひとりで判断できることはそれも容易いが、誰かに確認を取らなきゃならないとか、発注先に確認が必要とかになるとなかなか難しいけれど、基本的に仕事は早いと思う。
なんかいつも先方からの返事を待ってるとか納品を待ってるとか。
とにかく待ちの状態が多いのだ。
冷静に自分の周りの人の仕事のペースを観察していると、とても遅く見えるし無駄なことやってるんじゃないと思う人もいる。
でも他人の仕事に口出しするのもと思うので、忙しそうな人を横目に、私もなんとなく仕事してる風にパソコンを眺めている。
みんなリアクションが遅い。
期日まで伝えているのに2割くらいは期日を守ってくれない気がする。
みんなそれぞれ色んな仕事を兼務しているのだから仕方ないとは思うが、私のメールはどこまで優先順位が低いのだろうと思ってしまう。
結局こちらから電話したりして二度手間になることは日常茶飯事。
仕事ってそういうもんなんだなと諦めているくらいだ。
仕事はまだそれでもいい。
「メールした件でお電話しました」と言えば、返事が欲しかったんだと電話で当たり前にそんな追い討ちができる。
むしろ丁寧にありがとうと思ってもらえるかもしれない。
でもプライベートはどうだ。
「LINEしたんだけど返事遅いから電話したよ」ってなんかストーカーみたい。
しつこいが私はせっかちなので返信が遅いと思うことが本当に多い。
大したこと聞いてないのになんで3日も返事できないの？
相手は子育てで大変なんだろうとか、仕事が忙しいのかもしれないとか、ちゃんと思い直すことはするけれど、率直に返信くらいできるだろうと思ってしまう。
その考えをベースにしてしまうと、
本当は私は嫌われているのではないかとか、
返信だりぃなと思われてるんじゃないかとか、
私に対する優先順位の低さって…
と、とにかく勝手にネガティブな妄想がいくらでも思いついてしまう。
下手をすると更に堕ちて、こんなくだらないLINEなんて送らなきゃ良かったと反省し始めたり、
時間が経ってから送ったメッセージを削除したら相手はどんな反応するだろうとかくだらないことまで想像してしまう。
私のせっかちなネガティブは本当にタチが悪いのだ。
なんでポジティブな妄想が出来ないのか。
私への返事はきちんとしたいからと少し遅くなっても時間をとって、丁寧に返信しようと思ってくれているのかもしれないとか思えばいいのに。
結局ネガティブなイメージが先行してしまうのは、自分が傷つきたくないからだろう。
最悪のことを予め想定しておけば、実際にそうなった時に心の負荷が軽減されるだろうから。
そう自分の中で冷静に判断してみたところであまり意味は無い。
現実、返事はまだ来ない。
来月の21日にご飯を誘っただけなのに。
今度は相手に何かあったんじゃないか？とかまたネガティブな妄想が膨らんできて、自分で自分が嫌になる。
結局は杞憂に終わると思っても、妄想は毎回繰り広げられて1人で疲れている。
これが自分なんだよなあとしみじみ思う。
何十年もこの思考の癖は変わってない。
そして返事が来ない相手も思い返せばいつも同じ人のような気がする。
それでも友達として続けたいと思う自分がいるのだからそれはそれで仕方ないよなと思った。
イライラして心配して自分のネガティブ思考に反省して、それでも会いたい友達がいる。
会えばいつも楽しいから。
それまでのネガティブな自分の思考をネタにして、一緒に笑ったりして。
お互い反省して変化はしないものなのかはさて置き。
そう考えれば悪くないのか？
なかなか会えない友達。
大人になったら気づけば1年以上会ってない友達なんてザラだ。
自己防衛のネガティブ思考で、友達に偏見を持たないように気をつけなきゃなあと思った。
会ってる時は楽しいってそれが1番大事なことな気がするから。
せっかちが悪いことではないはずなんだ。
だって私は生きる術としてせっかちであることを選んできたんだろうから。
仕事はせっかちのおかげで余裕があるくらいなんだから役に立ってるのだ。
自分のせっかちを上手くコントロールしていきたいなあ。
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