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早春の東北 温泉巡り1人旅 赤這温泉編

春分の日を利用して有給休暇を取り、早春の東北へ四泊五日の温泉巡りへ出掛けた。一泊目は宮城、川渡温泉の藤島旅館。一泊目の記録はこちら↓

藤島旅館をチェックアウト後、向かったのは鬼首温泉のかんけつ泉。鬼首と書いて「おにこうべ」と読みます。3月末まで冬季休業中でした。残念。


宮城 鬼首かんけつ泉

冬季休業中


気を取り直して地獄谷遊歩道散策へ。天気は良くないが、なんとか雨、雪も降らずもってくれてる。


宮城 地獄谷遊歩道

こちらは吹上川の両岸に温泉が自噴しているという、温泉好きにはたまらない遊歩道です。新緑や紅葉の季節は素晴らしい景観が見られるようです。
私は雨上がりのどろどろの雪解け道を歩きました。笑

源泉タンクから湯煙
雷の湯

熱湯がボコボコと吹き出している。湯だまりは吸い込まれそうな美しい水色。
温泉たまごを作る「ザル」があった。たまごを持ってくればよかったー!散策して戻る頃には完成していそうだ。

あちこちで噴煙
紫地獄

紫地獄では噴煙が常に吹き上がり迫力満点。まるでミニ火山。ここから先は現在立入禁止。雪のせいかな?

冷えたので日帰り入浴するべく、宮沢温泉の宿を2軒ほど寄るが、日帰り入浴はお休み中。残念。うち、一軒は古くていい感じだったのでメモした。泊まりに来よう。最後の一軒は日帰りOK。

途中、きれいな雪景色に出会う


宮城 鬼首温泉郷 とどろき旅館

日帰り入浴500円
フォントがかわいいよ
鬼首温泉郷だから?なんか怖くない鬼がいっぱい

こちらは露天風呂を謳ってるお宿のようだが、混浴。露天風呂を覗いたら男性客が1人。それも見えるところにいる。もしや*ワニでは?

*ワニ: 混浴温泉に出没。温泉に浸かりながら女性が入ってくるのをずっと待つ変○男性を指す。

内湯に入ろう。元々内湯派だし。

おー!好きなタイプの浴槽だ。単純温泉。ツルツル感が少し。優しいお湯だ。

湯口
ヴィーナス

古い温泉旅館の浴槽や浴室にはヴィーナスがいがち。笑
源泉75度なので絞り気味に掛け流しだけど、浴槽もそんなに大きくないのでお湯は新鮮。冷えた体が温まるー。

内湯を出て露天風呂を覗くと例の男性がまだいる。目が合うところを見ても、ワニ確定だろう。

貸切露天風呂を発見。聞いたら、空いていれば無料で入れるとのこと。こちらに入ろう。

貸切露天風呂
湯口

よくある露天風呂だ。断然ヴィーナスが鎮座する内湯が好み。帰りに露天風呂を見たらワニがまだいたよ。笑

さてランチなんだけど、朝ご飯食べ過ぎてるし、今日の夜は憧れ焼肉屋なので、軽めに。


宮城 あ・ら・伊達な道の駅

道の駅に来てみた。が、レストランのラインナップが琴線に触れず、地元惣菜コーナーを物色。

鳴子産のお米使用
この組み合わせにした

このおにぎりがめちゃくちゃ美味しかった。ホントに最強でした。

さて、この後は鳴子温泉で行ったことのない旅館に日帰り入浴へ。
まずは西多賀の湯へ。東多賀の湯は行ったことがあるのですが、西多賀の湯は未湯でした。ですが、日帰り入浴お休み中。涙。
次は旅館弁天閣へ。するとこちらも日帰り入浴休止中。先ほどの鬼首温泉同様、コロナ以降は日帰り入浴をお休みされている宿が多いですね。

撃沈続きで、結局今日のお宿に向かうことにしました。


宮城 赤這温泉 阿部旅館

こちら、お食事が美味しいと聞いていたのですが直前に予約した為、食事付きに出来ず…。食事付きの場合は3日前までに予約が必要。私は2日前に予約しました。
素泊まりは3850円で、自炊設備あり。冬季は暖房費+500円。

部屋は4畳半。布団はセルフ。

自炊設備も完備。自炊しなくとも出前を取ったりできる。

自炊設備

早速お風呂へ。温泉は2箇所で、源泉が違うそう。どちらも貸切で利用。
両方とも空いていたので、先に含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩-硫酸塩泉へ。

湯口
湯の花が舞う

ふんわり硫黄の香り。源泉75度だが、熱交換で温度を下げている。その熱は部屋の暖房に使われているのだ。

パイプには熱い温泉が通っている

この方式、環境にも良くて一石三鳥位の暖房システム。さて、ビールを飲んだらもうひとつのお風呂へ。

この暖簾かわいい
笹濁りの湯
湯口

こちらの湯はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。大分の長湯温泉に似てます。こちらは硫黄分はなく、鉄分が少し含まれています。
どちらのお風呂も同じくらい気に入りました。

さて、夕食は東鳴子温泉に滞在の温泉師匠と合流、地元、そして温泉マニア界隈では有名な焼肉屋さんへ。


宮城 東鳴子温泉 八兆

雪が降ったり止んだりの中、到着。ずっと憧れていた焼肉屋さんだ。師匠はマスターと旧知の仲で予約してくれていた。

まずは生ビール

店内はカウンターと小上がりのテーブルが5卓。カルビ定食があり、1人でも気兼ねなく食べれる。

キムチ、厚みがしっかりの牛タンとカルビ
カットしたタン塩
〆はユッケジャンクッパ

評判通り全部美味しかったし、そして安い。東京でこのクォリティの焼肉はこの価格では食べれないと思う。店内は常連さん達で満席で、人気なのがよくわかる。

雪は止んだ。てくてく歩いて宿に戻りもうひとっぷろしておやすみなさい。

肘折温泉編につづく

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