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【映画】君が落とした青空

タイムリープ・ラブストーリー

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B5PS1FVX/ref=atv_dp_share_cu_r

付き合いはじめて2年が経つ高校3年生の実結と修弥。“毎月1日は何があっても一緒に映画を観に行く”という約束通り、その日もデートへ向かった2人。しかし、修弥は突然「急用ができた」と言い、どこかへ行ってしまう。最近何かを隠しているような彼の態度に不安を感じていた実結。気まずさの残る中、「もう一度話したい」と連絡してきた修弥に会うため向かった待ち合わせ場所で、彼は実結をかばって交通事故に遭ってしまう──。実結は突然の出来事にパニックになるが、目が覚めると自分の部屋のベッドで朝を迎えていた。時間が経つにつれて自分がタイムリープをしていることに気がつき、何度も未来を変えようと1人奔走する中で、彼が隠していたある秘密を知る……。果たして、実結は修弥を救うことができるのか?そして実結が知った真実とは──?(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会

Amazon Primeで映画を観たらnoteに記録することにしました。といってもあまりネタバレはできないので、自分が勉強になったと感じた描写方法などにスポットをあてて紹介していきます。

主人公の女の子は最初不機嫌なことが多いです。彼と同じクラスの女の子が、噂になりはじめた頃で、自分の事は好きではないのではないかと自信をなくしていました。

朝起きたらカレー。「えぇ~?カレー?!」とお母さんにも文句を言います。この良い方が、「またなの?!なんでなの?!」という感じです。昨日も食べたから、というニュアンスにしてはおおげさで、この前もだったじゃない、という感じ。
「片付かないからはやく食べちゃって」というお母さん。このときはエプロンなのですが、少し後に娘を送り出すときに折りたたみ傘をもってくるんですね。そのときスーツのジャケットを羽織っているのです。

お父さんは登場しないけど、立派な家だし共働きかな?それなりに仕事が忙しいお母さんなのだな、ということがわかります。

ナレーションで「母は会社員で…」という説明はないのにも関わらずです。こうした、状況説明を自然な流れですっと取り入れるのが以外とシナリオを書くときに難しくて考える部分です。

カレーが続いてる。スーツを着て見送る。
この二つで、忙しいお母さん、という描写になるんだな。なんて思いながらみてました。

映画はどんどん盛り上がっていきますが、本編に関わることは割愛して、また描写の部分を。

見晴らしの良い丘の上に主人公と彼氏が登っていくシーンがあります。石の階段が続いてますが、一人通れるくらいの幅しかありません。そこをぎゅうぎゅうを二人で登るわけでもなく、手をつないで、彼女である主人公が階段を使います。彼氏は、草の生えた土の地面を登ってゆきます。
たったこれだけでも、彼女への気づかいというか、優しさが垣間見えるようでいいな、と思いました。

たまたまアマプラのオススメのトップに表示されていて、青空が夏の感じがありまだ暑いうちに見ようかな、くらいで見てみましたが、爽やかな青春映画で、タイムリープというベタだけどSFな設定も見てて楽しく、脇役である友人のキャラクターも好感が持てて良いな、と思いました。

マガジンも制作しましたので、また、映画を観たら記録がてら、気に入った描写をメモしていきたいと思います。よろしくおねがいいたします。

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