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僕がマイクロステークスで勝てるようになったのはなぜなのか

はじめに

僕がポーカーをはじめたのは2013年の春ごろでした。
最初の半年ほどはプレイマネーで遊んでおり
一番高いステークスにいけたところでリアルマネーにシフトしました。

最初の画像は一番やったZOOM5NL6MAXの通算成績です。
プレイマネーで勝てていたので変な自信のようなものがあったのですが
リアルマネーでの最初の15万ハンドほどは全然駄目でした。
しかしそこから、自分なりに研究して勝てるようになったので
少しずつその内容を残していきたいと思います。

プリフリップの重要性


初回は、僕個人のことと照らし合わせながら
なぜ我々がポーカーで勝てるのかを考えてみます。
色々な材料はありますがその中でも一番重要なのが
プリフロップではないかなと僕は思います。

我々はEPからA9oで5BETALLINをコールしませんし、
BBでQ8oをいきなりALLINすることもありません。
あるいはEPで32sをオープンし、ストレートやフラッシュを狙いに行ったり
BTNで42oでコールしたりもしません。
しかし、これをやってくるプレイヤーがマイクロステークスにはいます。

極端な例をあげましたが、程度の差はあってもなかなかすごいハンドで
参加してくるプレイヤーは実際多いです。
そういったプレイヤーと比較してもプリフロップの時点で
+数bb/100handのアドバンテージが我々にはある
と思っています。

どんなハンドで参加すれば良いのか?


無料で良いものがあります。
個人的には下記2つ程度で最初は十分だと思います。
SNOWY Preflop Advisor
https://www.pokersnowie.com/preflop-advisor.html

鉄強プレイヤーZeros氏の公開しているチャート
https://zerospoker.com/preflop/


僕のプリフロップリーク

冒頭でプリフロップが大事と言っておきながら
5NLを卒業した後に気づいたリークがありましたので
1つ紹介したいと思います。

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この3つの数字はBBでどれだけStealに降りないかの割合です。
当時、オープンレンジはネットにたくさん転がっていたのですが
ディフェンスレンジは、コレ!といったものを入手できておらず
なんとなくの感覚(!)でプレイしていました。
結論から言いますと、BBで降りすぎていました。
下表はBBから各ポジションに対するDefenceレンジ
(SNOWY Preflop Advisorより)です。

画像2

例えばCOからの3bbStealにはBBで大体26%程度Defenceするのが利益的だとされています。
僕は21%程度しかDefenceしていませんから、降りすぎていることがわかります。
他のポジションでもすべて降りすぎです。
ちなみに僕はマイクロステークスをプレイしている期間、
何故かVPIPが20程度になるという悩みがありました。
いくつか理由はあるかと思いますが
このBBでのDefence率の低さもその一因だと思われます。


VPIPやPFRの適正値とされている数値よりも
なぜか自分の数値が低くなってしまっていたり、高くなってしまっている
ことはありませんか?
それはどこかのポジションでの、どこかのプリフロップアクションが
チャートと乖離していることに起因します。

でも、実際Defenceして利益的なの?

BBでのハンドごとの成績は全部降りたとき-100bb/100handなので
それより少しでもプラスであればDefenceが利益的であるということです。
わかりやすくするためにサンプル数のそれなりにあったBTNとSBに対する
Defenceレンジの微妙~弱いところの成績をピックアップしてみました。
濃いオレンジ色部分、2BETPOTコールしたときの成績です。

画像3

画像4

サンプル数としては、やや少ないかもしれませんが
これを見るとどちらも-100/100handを超えており
もっとDefenceしたほうが利益的だった可能性が高いと思われます。

ブラインド以外のDefenceレンジも一度確認してみて下さい。
EPやMPに対しても意外とDefenceするべきところはあり
特にマイクロステークスでは強いハンドを降りられないプレイヤーが多く
投機的なハンドでのDefenceはEPやMPに対して重要だと思います。


いかがでしたでしょうか。
今回は直接マイクロステークスを勝てるようになった理由というわけ
ではありませんでしたが
次回以降、マイクロステークスを勝てるようになった理由を
色々なスポットに注目して記事にしていきたいと思います。
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