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ポーカー”とにかく稼働”のススメ

こんにちはyumeです。
先日KKフラッシュで100万ハンドを達成しましたので、僕が日頃KKPokerをプレイするうえで考えていることを、メモとして残しておくことにしました。誰かのお役に立てたら幸いです。

100万ハンド軌跡

2021年1月18日から100フラ40フラの2面で打ち始め、2022年9月23日で100万ハンド達成となりました。
614日間で100万ハンドということなので、1日約1629ハンド打っていたことになります。
1時間で1面約300ハンドと考えると、1日約2.7時間毎日2面でプレイしていたことになります。
体感的にもそれくらいかな?という感じです。
仕事や子育てもあり、あまり長時間できないので総ハンド数の割にwinnerも少な目だと思います。
ちなみに現時点でフラッシュで100万ハンド到達している人は他に1人しか確認できていないので、黙々とフラッシュを打ち続ける人はそんなにいないのかなという印象です。

考え

KKPokerに対する考え

僕のKKポーカーに対する考えは、ざっくり言うと ”KKをやるなら、勝てる人はとにかく打ったほうが良い” に集約されます。
しっかり日々時間を取って座学して、高い集中力で質の高いプレーをするのが理想だと思うのですが、それはすでに相当強い人がハイステークスで周りの環境に置いていかれないようにする努力の話ではないかなと思っています。
あるいは僕の考えでは、初心者ほど覚えることも多く、しっかり座学する必要があるのですが、初心者にお勧めするのは残念ながらKKPokerではなくPokerStarsのマイクロレートなのです。
というのも、少なくとも下記3点で特にKKPokerは成長には不向きだと考えているからです。
・EVがわからない
・ハンド振り返りの不便さ
・ポジションやハンドやシチュエーションを分けた成績管理ができない

初心者の方には成長という観点から、これらがすべて揃っているPokerStarsをお勧めします。
PokerStarsはEVを積めますが、KKPokerにはEVという概念がなく、バンクロールがすべてです。
そういった意味でもKKPokerは、すでにある程度勝てる実力のある人が淡々とプレイすべき場所であると考えています。

ススメの対象

ここまででなんとなくわかった方もいるかと思いますが、”とにかく稼働”をおすすめする対象の人もある程度限られてきます。
まず、「勝てる人」。これが絶対条件です。
勝てるというのはレキバを除く収支が20万ハンド以上でプラスと定義します。
自分が勝てるのかいまいちわからない、という人は是非PokerStarsでEVを積むことをお勧めします。
個人的に下記2点どちらかあればいきなり50~100フラあたりをプレイしても勝てると考えています。
・PokerStarsの5ZOOM以上で10万ハンド打ってEVプラスを達成した人
・なんらかの競技(学業含む)で上位1%だった人


次にポーカーの価値観に関わってくる話ですが
・とにかくバンクロールが増えたらいい人
・最強を目指したいわけではない、あるいは時給は気にしない人
・ポーカーによる自己実現にあまり興味がない人


この3点は、ひたすら打つというプレイスタイルに向いている特徴です。
理由は前述した、KKPokerは成長には不向きだと考えているためです。
それとこれも大事なことですが、基本的にポーカーは分散が激しいがゆえに、自己実現の場には不向きであるということです。
間違ってもポーカーで結果を出して自信をつけて~とかは考えない方が良いです。
分散でメンタルがやられてしまう可能性が高いです。
(ただし一部の賞を狙ったり、SNSを利用したセルフプロモーションでの自己実現効果はあると思っています)

あとは
・専業ではない人
です。
なぜかというと、僕は専業ではないので専業に必要な考え方や価値観がわからないですし、おそらく趣味ポーカーとは違ったものになってくると想像できるからです。

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ススメの理由

”とにかく稼働”を勧める理由はズバリ、レーキバックの存在が大きすぎて、良い成績を出せるレートで成績を伸ばすために座学の時間を多く取って打つよりも収支がマイナスにならない程度のレートでもプレイしまくる方がお得だと考えるからです。

わかりやすくwinrateは0bb/100hand、レーキバック50%としましょう。
僕の実績値で言うとレーキバックは2~3bb/100handあります。
仮に2.5bb/100handのレーキバックがあるとすると、100フラでwinrateが0bb/100handの人でも50フラでwinrate2.5bb/100handでプレイしているのと同じことになります。
勝てているレートでwinrateを2.5bb伸ばそうと思うと、座学と本当に伸びたのかの確認に相当な労力を要するのは、経験したことがある人ならわかると思います。
なので、バンクロールを増やすのであれば、勝てているレートでwinrateを伸ばそうとするよりは上のレートでとにかく打った方が良いよ、という考えです。
ちなみに余談ですがPokerStars全盛期のころは、ステークスが一つあがるとwinrateは2bb/100handくらい下がると言われていました。
今もそうなのか、そもそも本当にそうなのかは不明ですが、体感的にもプレイヤープールが極端に少なくならないのであれば、上のステークスに行ってもそれほどwinrateは変わらないのではないかなというイメージです。

また、時給で言っても100フラ50フラ2面でプレイするとレーキバックだけで時給11.25$になります。
趣味の時間が金銭的価値に変換される。これだけでありがたいことだな、と思います。

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”とにかく稼働”するために

どうしているかというと、まず
・成績を気にしないこと
です。
成績とはwinrateのことですが、十分なバンクロールを用意していれば収支すら気にすることはないと思っています。
なぜならあなたは”勝てる人”であり、下振れがあったとしてもバンクロールはそのうち増えていくからです。

ちなみにキャッシュゲームのROIは少なくともフラッシュでは嘘っぱちです。
算出方法は「収支/参加費」なのかな?と思うのですが、利確機能がまだない時期はROIがwinrateの2倍くらい出ていましたし、よくわかりません。利確機能ができてからは利確するたびに参加費が100bb追加されるので、極度に繰り返すと簡単にROI0%になります。

100フラ利確前


利確前

100フラ利確後・・・参加費が約100$追加されました。

利確後
ROIはマイナスでないことが重要で、それ以外はあまり意味のないものだと考えています。

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また、自分の成績を気にしないに関連しますが、
・人の成績を気にしないこと
も重要だと思っています。
特にSNSでは瞬間最大風速な成績が切り取られて載せられていることが多く、それと自分を比べることは本当に意味のないことです。
ただでさえ、人と自分を比較することは自分を必要以上に下げて考えてしまう思考に陥りがちなので、人の成績はスルーでOKです。

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次に
・目標は低く
です。
とにかく稼働するためには、日々の達成感が結構大事です。
なので日々の目標もハードルがなるべく低い方が良いと思っています。
例えば1日の収支やプレイ内容を目標にするよりは、1日のハンド数を目標にする、など目標は簡単であればあるほど良いです。
僕は特にこの、1日のハンド数を目標にすることをお勧めしたいです。
ハンド数は絶対に減らない、かつ簡単に確認できるものなので、安心できる良い目標だと思っています。

目標に関連しますが
・ある程度の座学はモチベーションの向上につながる
ことも意識しておきたいところです。
座学するということは少なくとも、次回のセッションでそれを再現するという目標ができるのでそういう意味では、短時間・1ハンドでも良いので座学するのは稼働を続けるうえで良いスパイスになります。

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続いてプレイ中の注意点です。
もしその日何かショックな出来事があったり、プレイ中に明らかなミスプレイをしてしまったときなど
・頭から離れないことがあるときは一旦休憩
これも大事だと思っています。
人生色々あります。休憩しても死にません。
気分が乗らない日はやらないほうがいいでしょう。
むしろ回復したときのポーカーに対するモチベが上がるので、ポーカーから距離を取るというのは長い目で見た時、悪いことではないかもしれません。

下振れ

続いて、ポーカーにつきものの下振れの話です。
EVのないKKPokerでは分散が激しいので、勝てる人でも1か月単位の収支がマイナスなことも当然あります。
収支は気にせずに、バンクロールは打ってればどうせ増えるからいいや、くらいの心持ちでプレイすることが重要だと思っています。

下振れに対する僕の対処法
・下振れは過去
最終的にこう考えるようになりました。
今日のプレイに過去のことは関係ありません。
なので大丈夫です!
下振れについては、また別の機会に記事を書きたいと思っています。

トンネル

最後に
・ちゃんとした端末、ちゃんとしたネット環境でプレイする
過去の自分に言ってやりたいです。
僕は化石のようなおさがり端末でプレイしていたので、端末フリーズで少なくとも2000$は損していると思います。
あと新幹線でのプレイはやめておきましょう。
トンネルが鉄強すぎて無理です。


いかがでしたでしょうか。
正直、当たりまえのことばっかり言っているので、あまり面白い記事ではないかなと思いますが、ちょっとでもお役に立てれば書いた価値があったかなと思います。

本当はフラッシュを勝ちきるうえでの考え方も書こうかと思ったのですが、オープンな場でやっていいものかわからなかったので、今回はやめておきます。
またそのうち書くかもしれません。
それではよいポーカーライフを!

基本的に無料記事を執筆していく予定です、少額でもサポートいただけると励みになりとても嬉しいです!