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屋根裏大学。

 気温が上がって初夏の装いですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はなぜか自分語りがひどくなってひとり壁打ちをしています。

 さて、noteを再開してから怒涛の更新ラッシュを続けています。もちろん書くネタに困らないぐらい、いろんなことが起きているので連続更新記録を伸ばせているのかもしれませんが、どこかで社会とつながりを感じていないと安定を保てないから必死で更新しているところもあると思います。そこで、今日は思い切って作業場を変えました。といっても家の中の部屋を移動しただけなのですが、少し落ち着いて応募書類やnote更新ができる環境ができたような気がします。

 実は私の家には屋根裏部屋があるのですが、これまで物置として使っていたので人が入れるスペースは全くありませんでした。そこで、大学を辞めてから少しずつ片付けて今日ようやくパーソナルスペースを確保しました。大学では個室の研究室が与えられパソコンを3台も使って仕事をしていたので快適だったのですが、大学を辞めるときに部屋を返すと同時にすべてのパソコンも返却しました。もちろん大学の研究費で購入したので返却するのは当然ですが、データ移行や初期化に結構時間を取られて、結局夜中まで作業していたのが思い出されます。大学からは「パソコンは買い取ってもらってもいいです。」との提案ももらったのですが、大学にゆかりのあるものを持ちたくないと思って丁重にお断りをしました。
 
 これまでずっとWindowsを使っていたのですが、ある人からMacBookがいいよと勧められて思い切ってMacBookに切り替えて、今もその人が勧めてくれたMacBookを使ってこのnoteを更新しています。これまでMacBookを一度も使ったことがなかったのでポインター動かすだけでも悪戦苦闘の毎日ですが、それでも少しずつ操作が慣れてきてMacBookのいいところだんだんわかってきました。こうやって人間は少しずつ環境に慣れていくんだなと改めて実感しています。

 そんなMacBookを作ったのはあの有名なスティーブ・ジョブズですよね。(正確にはApple社を作ったですかね。)そのジョブズが最初創業したとき、自宅のガレージだったという話をみなさんは聞いたことがあるかもしれません。私も何となくジョブズにあやかって屋根裏部屋から世間に発信して、やがていろんな人を笑顔にしていくような影響力を与えられないかなと、屋根裏部屋にある40センチ枠の小さな窓から思いを馳せてみました。名称は「屋根裏大学」(仮)です。今はこの小さな屋根裏部屋に愛機のMacBook、プリンター、扇風機、そして段ボール箱の上にのせた天板だけの机しかありませんが、それでもお気に入りの曲を聴きながら、今できることを自分と私を愛してくれる人たちのために頑張ろうと思います。どんな人も優しい笑顔になって楽しい時間が過ごせる世界が、この屋根裏部屋から生まれたとしたらそれこそ「奇跡」と呼ばれるかもしれないですね。ただ、今の私にはそんな周りの評価はどうでもよく、ただこのnoteを読んでくれる人にただただありがとうのメッセージを送り続けたいと思うだけです。

 これから大学教員になる人はどんな環境であっても、どんなに辛くてもそれでも前を向ける人になってほしいと思います。と自分にそう言って一番励ましています。

(今は風くんの「満ちてゆく」とRachel Plattenの「Fight Song」がヘビーローテションしている元准教授でした。誰も信じてくれなくても戦うぞ!!)

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