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予言。

 大雨の予報が出ていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はあいかわらず土砂降りの中を一人行軍しています。

 みなさんから温かいコメントをいただき、本当にありがとうございます。私の拙い記事が少しでもみなさんの励みになっていることを改めて知ることができ、今まで書いてきたことが決して無駄ではなかったと思うことができました。まだまだ全快とまではいきませんが、ほんの少し瞼を開けて周りの景色を見る力がでました。

 この記事を書くまで、これまで自分が書いた記事を最初からもう一度読み返しました。そうしたら時々自分がものすごくいいことを言っている言葉があって、なぜかそこで一人泣いてしまいました。自分が書いた文章で泣くなんてこれまで体験をしたことがなかったので、自分を泣かすことができる文章が書けるぐらいに成長してたんだと思って驚きました。もう一つ驚いたことがちょうど一年半前の記事で、今のポジションが剥奪されるかもと予言していたので、思わず爆笑してしまいました。こんな前からクビになることを察知していたなんて、やっぱり私は占い師になるしかないなと思ってしまいました。

 ちなみに私は言わずも知れた水瓶座生まれなのですが、今回のことがあってからずっとYouTubeで水瓶座の占いばっかり見ていました。不思議なのがどの動画を見ても「これから5月から6月にかけてものすごい幸運が訪れる」と予言する占い師がほとんどなんです。主にタロット占いが多いのですが、正直最初タロット占いはあんまり信用ならないという先入観がありました。なぜならタロットを引いているのが私ではなく占い師なので、その占い師の意図が紛れ込んでいるのではないかという疑問が常にあったのです。しかし、何本も見続けると占い師ほとんどが同じようなカードを引いて、同じようなコメントをしているのでだんだん言っていることが正しいのかなと思うようになってしまっています。ちなみに占い師は圧倒的に女性が多いですね。そして、そのほとんどが手先しか写さないんです。たまに顔出ししている人の動画があるとその動画のアクセス数は多いので、やっぱり顔出し大事だなと思いました。後、見ていて気づいたのですが、みんな画像をすごく気にしているんですね。なので、美しい絵やかわいい絵が使われているタロットカードを見せてあーだこーだと語っているのですが、あんまり自身のしゃべっている声に気にかけていないのかなと思いました。みなさんもそうかもしれませんが、通常YouTubeは2倍速で見ませんか?私はすぐに占いの結果が知りたい方なので、タロットカードをシャッフルしている映像なんていらないんだけどと思ってすぐに早送りしてしまう方です。さらには自分が何か作業したり、お風呂入ったりしながら見ているので、あんまり映像をちゃんと見ていないんです。むしろ、耳で聞きながら理解しているので意外と声質って重要だと思っています。ましてや2倍速で聞いても聞き取りやすい声で喋っている人は少ないことに気づきました。

 なんでこんなYouTubeの占いにこだわっているかというと、これから私が作りたい大学のヒントがそこにあるからなんです。まず、実験的にYouTubeで大学チャンネルを開設しようと考えています。その際2倍速で見られてもちゃんと伝わるコンテンツを作らないといけないなと思い、特にどういう声質やペースであれば伝わるのかを観察しています。もう1つはコンテンツそのものです。みなさん正直大学の授業って面白いと思いますか?あるいはどれくらい記憶に残っていますか?おそらくこの質問にヒットする授業ができる大学教員はすごいと思います。私もぜひ勉強したいですね。でも、おそらく大学で行われている授業の大半がつまらないものばかりではないでしょうか。それには二つ要因があると思います。1つは授業内容そのものがつまらないんです。私は以前授業のゲストで占い師さんを呼んだことがあります。そうすると特に女子学生の反応はとてもよかったです。また、別の回では体を鍛えるパーソナルサポーターを呼んだときは、男子の筋肉話で大いに盛り上がりました。このように今の学生の心にささるコンテンツを用意すれば大学の授業は劇的に活性化することが明らかになったのです。そしてもう1つは話者の話し方なんです。大学教員のほとんどが話し方を意識していないですね。私も決して自分の話し方が上手だとは思いませんが、それでも声はなるべく大きくかつはっきりとしゃべるように心がけています。たまに教室のマイクの調子が悪くて地声で喋らない時もあったので、喉のケアには常に気をつかっていました。ところが多くの大学教員の話し方は、正直何を言っているのかわからないのではないでしょうか。ボソボソとしゃべったり早口だったり抑揚がなかったりと、とてもこちらが聞きたいと思うような声でしゃべっているようには思えないことがこれまでの私の経験則です。

 私は自由で開かれた大学づくりを目指したいと思っています。なので、コンテンツは今までの大学にはないカリキュラムもどんどん取り入れたいですね。占い学や筋肉学、あるいは恋愛学やけんか学といった今の若者が知りたいと思うようなコンテンツを準備して2倍速で見ても聞き取れるように工夫したいと考えています。とこんな風に偉そうなことを言っていますが、映像制作を今までしたことがないので、一から勉強して開設するのでもう少し実現は先になりそうです。それまでは、このnoteでシナリオづくりも含めて書き記していきたいと思います。

 これから大学教員になる人は動画コンテンツの活用方法を知っている人になってほしいと思います。中身だけでなくその表現方法にもこだわってみてはいかがでしょうか。

(鬼滅の刃の柱稽古編が始まったのが気になる元准教授でした。みんな強くてうらやましい〜。私も柱のように強くなりたいから稽古してくれ〜)

 

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