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NFTってなに?


①NFTとは

まずは概要を理解するところから。
必死で調べました。

NFT(Non-Fungible Token)とは、
「代替不可能なトークン」という意味をもつ言葉

…つらつら説明するのもあれなので、
↓の動画で分かりやすく解説してくれています。


NFTは2017年頃から存在はしていました。
では何をきっかけに認知度が上がったのでしょうか?

Google Trends検索数推移

上図の折れ線グラフは、Googleの検索ボリュームの推移になっております。ちょうど2021年2月の下旬ぐらいから急激に伸びているのがわかると思います。
このきっかけになったのが、「NBA Top Shot」です。これは、アメリカで売られているNBAのトレーディングカードのようなものです。そして、NFTで紐づけられたトレーディングカードが240億円分購入されたことによって、そのデジタルデータの価値が証明されたというニュースが多数出ました。ここから一気に注目されました。


②NFTで**億円?

このデジタルアート、いくらの値がついたと思いますか?

2021年3月11日、デジタルアーティストBeeple(本名:マイク・ヴィンケルマン)氏のNFTに基づいたデジタルアート作品"The First 5000 Days"が約6935万ドル(約75億円)で落札されたというニュースが流れた。

Everydays: The First 5000 Days

今回落札された作品"The First 5000 Days"は、Beeple氏が”Everydays”プロジェクトで13年半毎日描き続けた作品を集めたものだ。

この作品が2021年2月25日に250年以上の歴史を誇る大手オークションサイトChristie’s(クリスティーズ)で販売開始された。

3月9日時点では入札額が350万ドル(約3億8000万円)であったが、オークション終了間際になり価格が大きく上昇し、最終的には約6935万ドル(約75億円)で落札された。

落札したのは、世界最大のNFTファンドである「Metapurse」の創設者・Metakovan(メタコバン)氏だ。

Metakovanは今回の落札について、「高額なNFTといえばこの作品をおいて他にはない。その理由は13年間の日々の仕事の成果を表しているからだ」とコメントを発表。さらに「技術は再現可能だが時間だけはデジタルでハックできない。この作品こそがいまの時代においてもっとも価値のある芸術作品であり、10億ドルの価値がある」ともコメントしている。

今回の落札はデジタル上でアートを所有することの価値が認められたと言えるのではないだろうか。

このような出来事を皮切りに、今後ますますデジタル上での創作活動が活性化され、より個人が活躍できる時代となっていくであろう。


③クリプトパンクス(CryptoPunks)

クリプトパンクス(CryptoPunks):1万の小さな(24✕24ピクセル)デジタルキャラクター画像から構成されるデジタルアート。画像1点ずつの所有権がイーサリアムブロックチェーンに記録されたノンファンジブル・トークン(NFT)になっている。初のNFTアートと言われる。

2021年3月11日、2つのCryptoPunks作品が、それぞれ4200ETHで落札された。当時の価格で約750万ドル(8億円相当)である。また5月11日、世界に名だたるオークションハウスのクリスティーズで、9つのCryptoPunks作品が1696万2500ドル(18億5000万円相当)で落札され、その名は一躍有名になった。
NFT投資家の間では『CryptoPunksを持っていることが一種のステータス』とも言われており、世界的ラッパーのスヌープドッグ氏やジェイ・Z氏、スティーブアオキ氏など多くの著名人やセレブが購入したことで話題になりました
えっ!このドット絵が?
俄かに信じがたいですが、事実なのです。


続いてCryptoPunksの価格推移を見てみましょう。

引用:CoinGecko

2017年6月に無料配布された当コレクションは2020年9月までの約3年間、0.01ETH~0.88ETHの価格で推移していました。

その後、2021年を境にNFT自体が盛り上がりを見せ始め、徐々に高額での取引が行われるようになります。同年9月にはフロア価格(最安値)125ETHを記録。

以降は乱高下を繰り返しながらも、徐々に落ち着きを見せていきます。

2023年はNFT冬の時代と言われ、NFT市場全体で市況の悪化と相場の低下が騒がれますが、それでもなお2023年5月時点でフロア価格は49.69ETHを記録しています。

凄まじいですね…


④NFTの市場規模と日本企業参入

NFTの市場トレンド予測

日本においても2021年頃から注目され始めて、
スクウェア・エニックスや吉本興業、JR西日本がNFT事業に乗り出すなど、日本の大手企業は続々とNFTへの参入を始めています
最先端の技術開発が進んでおり、NFTはさらなる進化を遂げるかもしれません。

日本のNFTマーケットプレイス①
日本のNFTマーケットプレイス②

株式会社マツモトが運営するサイトにも参入した企業の取り組み事例が紹介されてますので、目を通してみてください。


⑤まとめ

米調査会社Verified Market Research(VMR)が、業界や地域別のNFT市場リポートを公開した。NFT市場は2022~30年に年平均33.7%で成長し、30年には2319億8000万ドル(約32兆387億円)に達するとの予測を発表した

日本でもNFTアートのチャリティーへの活用がプロジェクトとして推進されたり、芸能人やスポーツ選手に関連するNFTアートやアイテムが人気を博したりしたことで、NFT自体の認知度が向上しつつあります。今後、日本でも市場規模は拡大していくと考えられます。


⑥おまけ

こういった事例も夢があってよいですよね。


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