見出し画像

俳句 「ミヤマキリシマ」

ミヤマキリシマとは?

1866年には坂本龍馬が新婚旅行で霧島を訪れた際、姉に宛てた手紙の中で「きり島つゝじが一面にはへて実つくり立し如くきれいなり」と書いている。1909年には同じく霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し、「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名した。『三国名勝図会』で、高原の物産の花卉類の項目に、映山紅が「霧島山中特に多し。叢をなすこと甚廣し。花さける時は、満山錦のごとし。」と記載されているが、これがミヤマキリシマのことである。

Wikipediaより

ふみ、姉へ。「ミヤマキリシマ咲きました」

坂本龍馬が新婚旅行中に姉へ宛てた手紙に鹿児島のミヤマキリシマの美しさを書いたというエピソードから、普段離れて暮らす兄弟が花咲く時期には家族旅行のきっかけのやりとりが出来ると想像しました。

連山の深山みやまの山のミヤマキリシマ

ミヤマキリシマは、和名に冠された鹿児島県の霧島山えびの高原(宮崎県)のほか、阿蘇山九重山雲仙岳鶴見岳など九州各地の高山に分布する。霧島からえびのまでは県を跨いで山が連なり、熊本の阿蘇から大分の九重も山が繋がっています。ミヤマキリシマのシーズンはちょうど今頃の5月から6月。ミヤマキリシマの観光名所が九州各地にあり、登山シーズンの今頃が一番活気があります。今を逃すと梅雨に入り、阿蘇九重の山々は特に雨だと景色が真っ白になって前の道も見えず、花どころではありません。山の天気は変わりやすいので、雨の日はぜひ少し山を降りて、阿蘇のカフェや九重の定食屋さんや霧島やえびのの公園にお立ち寄りください。宮崎では特に一般的なツツジなど園芸植物がお求めやすい値段で売られています。


※全文無料です。

ここから先は

0字

¥ 300

よろしければサポートお願いします。いただいたものはクリエーター活動の費用にさせていただきます。