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夫婦円満のヒケツ?!夫婦にとって最も快適で、ストレスのない会話方法

我が家では、夫が、妻(私)の他愛のない話を延々と聞いてくれるということが日課となっています。
多くの女性にとって、おしゃべりとは、生きがい。多くの男性にとって、女性のおしゃべりに付き合わされることは単なる精神労働。おしゃべりをする目的と動機が、全く違う生物同士である夫婦間で、なぜそのようなことが可能なのか。

それは、私たちが、お互いにとって最も快適で、ストレスのない対話方法を、この20年の結婚生活の中で見つけ出したからなのです。
 
一体、その方法とはなんなのか。


さて、私のNOTEを読んで下さる、みなさんにだけ特別にその方法についてご紹介いたします。

まず、我が家には、夫が「さて、今日も妻の話を聞いてやるか」と思い立った時に手にする万能電子機器がございます。それは、Xboxだったり、オンラインゲームだったり、もしくは、車のハンドル(運転中)だったりします。

ここで、多くの女性のみなさんには眉をひそめられるのですが、ちょっとお待ちください。夫がゲームをしながら貴女と話をしようが、貴女だけを見つめて会話をしてくれようが、「貴女の会話の目的」が達成されていれば、その方法については、問わなくてもよいのではありませんか。目に見える光景にとらわれてはいけません。思考の変換が求められます。

貴女が夫と会話をしたいと願う、その目的は何ですか。
それを言語化してみるといいのかもしれません。

私の場合、夫と会話する目的は「親密感」を得るため。そして、私の知恵深い夫は、妻の求めに応じるために実に画期的な方法を発見したのです。夫が私にしている労働とは、妻の話に適度に相槌をうち、適度に関心を払い、適度に質問をし、妻に求められた時だけアドバイスをするという、いわば、高等技術を要する職人業。彼は、妻との会話に100%リソースを割きながら、その求めに応じることは不可能だと早々に諦め、何か他の事をすることによってリソースの配分を調節し、快適な会話モードを夫婦間で定着させることに見事成功したのです。

そのようなわけで、我が家では、夫と会話するときに妻の耳に同時に聞こえているのは、カタカタカタカタカタカタカタカタというタイピング音だったりするわけですが、彼はゲームをするのに80%以上のリソースが求められるような種目ではなく、妻との会話は可能になる程度のリソース配分ですむゲーム種目をあえて選ぶことを通して、妻への献身を示してくれているというわけなのですね。

いかがでしょうか。

私たちが20年の付き合いで編み出した、お互いにとって最も快適で、ストレスのない「対話」方法。

ぜひお試しください。

(このイラストを見て、閃いた文章です。)

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