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映画鑑賞や読書を通じてアジアを見てみる

昨夜、NETFLIXで「BIRDSHOT」を観た。フィリピンのお友達 Teresa Barrozo さんが音楽を担当したというので。
暗澹たる物語だったけれど、役者さんたち達者で、何より自然が美しく、なんてことない住宅街の映像を見るだに、またフィリピンに行きたい、と思わせてくれた。音楽は、映像に静かに寄り添うようで、わたし好みの映画音楽だった。

そもそも、わたしのフィリピン映画視聴は、ものすごく限られている。昨夜と、以前友人に借りたDVDを自宅で。マニラから関空に帰るフライトでラブストーリーを。そして映画館で見たのは一作だけ。それも全部は見なかった。クバオの発展場に潜り込んで、一緒にいった男の子に後で食ってかかったもんだ。あの時は本当に情緒不安定で、その後の寝たきり鬱を予告する出来事だった。いまとなってはいい思い出ですが。

つまり4本だけ。対して、韓国映画はけっこう見てるよなー。やっぱり、日本でどの国が「ブーム」か、というのに影響されてる気がする。フィリピン映画、きっと面白い(すごく多様だろうし)から、もっともっと見たい。

そういえばフィリピン小説は一冊だけ読んだ(鰐の涙)。そもそも訳されているものが少なすぎるのだ。「ノリメタンヘレ」すら日本語では読めない? 韓国小説は一冊も読んだことないなぁ。在日作家さんの日本語で書かれた本はいくつか読んだけれど。中国の物語が、けっこう日本でポピュラーなのと対照的?

これは日本映画だけれど「野火」(市川崑バージョン)を見ていて、当時の日本兵は、けっこうフィリピンの言葉を喋れる人いたんだろうな、と感じたのを思い出す。

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