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東京世田谷羽根木にて展示会を開催

2021年12月2日~5日の4日間、中野裕子セレクト『エキゾティカ展』を開催させていただきました。

この企画展をおこなった背景には、展示場を提供していただいた赤松千里オーナーとの出会いがあります。

「WASABI Elisi」というギャラリーを営む赤松オーナーとは、数年前に出会い、それからご縁が続き、この度の展示会が実現されました。

世田谷羽根木の住宅街に静かに佇む素敵なギャラリーでおこなわれた展示会は、まるで異空間。そこで私は、素晴らしい技術やデザインの伝統工芸品、着物や帯、それに纏わる魅力的な小物を展示させていただきました。


福井ブランドと日本、世界の伝統工芸品を展示

和紙素材の『紙風』、新しいジャンルとして展開している社交着ラインの『あやぎぬ』、そして私がプロデュースするブランド『朔』。

この3つのブランドと、日本全国、世界の伝統工芸品の展示をおこないました。


WASABI Elisiで展示されているトルコ中心の工芸品のパーツや様々な国の生地が、帯や根付け、帯留にも活用できそうだと、世界の伝統工芸品と着物の調和の可能性は大きなものだと、私自身も改めて体感することができました。

worldwideな見方で考えると、着物は自由に遊ぶことができ、”こうであるべき”という自分の枠を超えるきっかけをもたらしてくれます。

枠を超えた時、ひとりひとりに楽しい新たな世界が待ち構えているのです。


着物文化を次世代へ繋ぐ

4日間にわたる『エキゾティカ展』は、伝統工芸品に特化した中野裕子初セレクト展でしたが、無事に最後まで終えることができました。

それも、共に企画をおこなってくださった赤松オーナーをはじめ、ファッション界、アーティスト界、物作りの先輩方たちの温かい応援のおかげでございます。

心より感謝いたします。


行く先の見えない時代ですが、私は「着物文化を次世代へ繋ぐ」という自分の役目を、時代に逆らうことなく流れに身を任せ、今後も一緒懸命お伝えしていきます。

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