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Laohu (Book reading)

ようやく、読み終わった。
私の英語力ではまだ理解のおっつかない部分が多いので、また、いつか読み直そうと思う。

Laohuはトラちゃんの名前

海外生活になって、なかなか本を読まなくなった。紙の本が好きな、古臭い性格のせいでもある。
そんな中、ポッドキャストで、Takramの渡邉康太郎さん(ナベの字が違うみたいだけど、検索できない!!)とドミニク チェンさんがこの本の話をしていて、興味を持ったので注文、購入。
二人はラジオで、言葉について話していて、ドミニクさんがこの本の序文から、一文を紹介していた。
'Every act of communication is a miracle of translation.'
日々、拙い英語で暮らしている私には、他者とのコミュニケーションに興味がある。日本語の全く解さない旦那様との生活は、まさに奇跡としか思えない。

この本は短編集で、文化、歴史、科学、SF、などなど、入り混じった作品で、現実的であり非現実的な、不思議な世界が繰り広げられている。

表題作 "The Paper Menagerie "には泣いてしまった。これ以上、言う事なし。

最後の一編 "The Man Who Ended History : A Documentary"は、重い題材を扱っていて、正直、読むのが辛かったけど、序文の一文と、栞の折り紙のトラが助けとなって、読み終わることができた。ありがとう。

日本語訳も出版されています。

「紙の動物園」ケン リュウ 著

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