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「隣神ちゃんが心配」。八大竜王の世代交代。

マンガというものは、「絵」「ストーリー」「考証」の三拍子そろった秀逸な読み物だと思います。
仕事柄、気が狂う(実際狂っている)ほどの量の資料を読み、資料作成をしているので、普段は想像や自己判断の入らないマンガが読みたい。

この話は、作者が2つのマンガを同時進行で描いていたうちの一つ。
ちなみに、もう一つは「双無しの人形」世界観が圧倒的。
ここでは紹介はしないので、興味のある方はぜひ検索を。

この子が主人公の難陀(なんだ)龍王。

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もう一人の主人公は日々の生活に疲れたお姉さん。

この物語は単純で、世代交代を決意した先代「竜王」たち(先代と当代は同じ名称で、当代は「龍」先代は「竜」の字で区別されます。)が自分の子供を可愛がって自慢するだけ、そしてその可愛い龍王たちにもう一人の主人公(と読者)が癒されるだけの話です。
事実どの「龍王」も性格の違いはあれ、とても可愛いい。
それだけの話なのに、それぞれの龍王の設定が非常に細かいのです。

龍王たちは人間年齢では、4歳くらい。

ちなみに、もし先代竜王たちがわが子にすべての権限を一時に渡すと、その瞬間消滅してしまう、という設定です。
当代に大半の権限、能力を渡した後も先代が存在し続けるために、当代は「神格」をアップする余地、すなわち成長の余地を残した状態で今存在しています。
ちなみに先代の姿はわが子に権限の大半を引き継いだと同時に人型から小さな龍の姿になっています。

この小さな竜が先代。

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八大竜王とは、天部八部衆に属する竜族の八王です。(wikiより)
まず、先に紹介した
難陀(なんだ)龍王
跋難陀(ばつなんだ)龍王
娑伽羅(しゃから)龍王
和修吉(わしゅきつ)龍王
徳叉迦(とくしゃか)龍王
阿那婆達多(あなばだった)龍王
摩那斯(まなし)龍王
優鉢羅(うっぱら(か))龍王
の八人です。

それぞれ全く性格が違います。

今回は主人公の一人
難陀龍王。

性格は優しく、おっとり。
自分も弱虫ですが、誰かを守ろうとする気持ちの強いいい子です。
能力は雨を降らせるなど気候を操ること。

先代は八大竜王の筆頭でした。

当代はそれぞれの「龍」王のうち、最も神格が高い者が筆頭となります。

彼女の苦手は鳥。

すずめに対しても恐怖を感じます。

同じ八部衆の迦楼羅天が龍を食べるため、本能的に食べられる、という恐怖を感じます。

難陀龍王の「難陀」は「歓喜」の意味です。

確かにこの神様は周りの人たちを「歓喜」に導いてくれるのではないか、と思います。

他の龍王の紹介はまたの機会に。

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