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動静脈奇形ステージⅢの経過(2023年9月2日~10月18日)

【注意⚠️】この記事は出血・処置・痛み等の生々しい描写があります。苦手な方は精読をお控えください。

9月1日、○病院形成外科で血管腫血管奇形の専門医・A先生に診察してもらい、9月28日に造影CT検査、10月20日に外来受診で治療方針を決める!という段取りを組んでいただきました。

先生の言う通りにしてみよう!と決意した一方で、自社の仕事を当面どうしていくかを考えたり調整したりしないといけません。
顧客先・関係各社(者)に連絡して状況を伝えると、さまざまな反応をいただきました。詳しくは、感謝をこめて別の記事で記したいと思っています。

9月上旬から当面の私の目標は、大事に至らないよう安穏に過ごすこと。
動脈性出血の引き金になるようなことを極力避けること。
とは言え、「動脈性出血の引き金」は皆目見当がつかず、「右手は極力使わない」「大人しく過ごす」という対策しか思いつきませんでした。
それ以外にも自分の身の回りを整えたり振る舞いを変えたり、いろいろ思いつくことはやってみたものの、正解はどこにもないし、幸先が全く見えない(-_-メ)。

今思うと、この時期は動揺しっぱなしの日々でした。
そして「大事に至りませんように」との祈りもむなしく、私の右手親指の状態は日に日に悪くなっていきました。
その経緯は、以下に時系列でダイジェストを記します。


【9月6日(水)】
形成外科外来受診時に動脈性出血→処置室で縫合
この時期の疼痛はもはや「プレガバリン」では治まらず、形成外科A先生に「ツートラム」を処方してもらう。
A先生から「こんなに症状が出まくっているから、やはり近々に局所麻酔下で手術(血管内治療)した方がいいです」と言われる。

【9月11日(月)】
6時40分、起床時に9月6日の出血時と異なる箇所から動脈性出血 →救急搬送
23時30分、就寝前にトイレに行きベッドに戻る際、9月6日に縫合した箇所から動脈性出血→救急搬送

【9月13日(水)】
形成外科外来受診。A先生が即日造影CT検査を受けられるよう手配。

【9月17日(日)】
明け方にトイレに行き、ベッドに戻る時に動脈性出血→救急搬送
激烈な痛みにより救急外来処置室のベッドから起き上がれず、数時間うなりまくる💦

【9月25日(月)】
血管内治療に向けて、放射線科B先生の外来で説明を受ける。

【9月27日(水)】
10月25日の手術が決まる。

【10月14日(土)】
未明(5時頃)、顔に何かが滴るのを感じ、起きてみたら右手から動脈性出血していた(>_<)→救急搬送

【10月18日(水)】
形成外科外来受診と、入院前検査。

…と病状を中心に列挙しましたが、上記に加えて、突然の救急搬送により約束していた仕事を当日キャンセルすることになったり、お客様や仕事仲間・自社メンバーを動揺させたり、自社メンバーも連鎖的に倒れてしまったり、旦那さんも頻繁に有休を取らざるを得なくなったり…。
ここでは書ききれないほどのいろいろな事件が重なる、壮絶な日々でした。

また、私自身もますます安眠できなくなりました。
というのも、上記のように頻繁に動脈性出血をしているのは、右手親指の感染が進んで皮膚がどんどん弱くなっていたので、疼痛は増すし、右手親指の出血箇所も拡大していたからです。さらに、どういうわけか出血するのはいつも夜中から未明にトイレに行った後等、上体を起こした時です。

「つまり臥位(寝た状態)から上体を起こすと末梢の血管が急激に拡張して動脈性出血を引き起こすのかな?🤔」
「ということは、当面寝たきりで生活するか?当面夜は座り寝をするか?どちらかを選択するしかないってことか?🤔」

と素人なりの仮説思考を働かせた結果、毎晩の座り寝を選択せざるを得なくなったのです。

一方で、度重なる救急搬送により、形成外科のたくさんの先生に深夜から明け方まで本当にお世話になりました。
きっと先生たちは当直で救急外来から内線があるたびに「あーまた例の血管腫の患者さんか…」と、気が休まらなかっただろうなと思います。
今思い返すと、A先生以外にもいろんな先生が私の症状と向き合ってくれましたが、どの先生もキャラが尖っていてとても魅力的で、ずいぶんと笑わせてもらいました。
そして2023年のこの渦中において、放射線科のB先生との出会いもなかなか愉快な出来事でした。

〈次回へ続く🎵〉

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