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スマートウォッチを買い替えた話


スマートウォッチを買った話

以前、安い価格帯のスマートウォッチを買いました。自分はスマートウォッチを使い続けることができるか確かめました。

実際に使ってみて、自分の理想のスマートウォッチの条件が分かりました。

1.ずっと身に着けられる
2.バッテリーの持ちが良い
3.防水
4.GPS搭載
5.音楽ダウンロード
6.電子マネー対応
7.ディスプレイがオフの時でも、自分の気分が上がる


買い替えた理由&実際に使った感想

Xiaomi Smart Band 8』から

Garminの『vivoactive 5』に買い替えました。


1.気分を上げたい

以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』は、ディスプレイをオフにすると「センサー機能のついたベルトを腕に巻いている」という印象があり、あまり気分が上がりませんでした。(スマートウォッチを身に着けているという点では気分は上がりました。)

買い替えたGarminの『vivoactive 5』は、ディスプレイがオフの場合でも、腕時計としての存在感があり、自分好みのデザインなので気分が上がります。


2.音楽をダウンロードしたい

音楽を聞きながらウォーキングをするので、以前はスマホとイヤホンを持つ必要がありました。

イヤホンは軽いですし、装着すれば邪魔になることもありません。

問題はスマホです。スマホは軽いですが重いです。ポケットがない服を着ている場合、スマホをどう持つか悩みます。スマホがポケットに入る場合でも、体のバランスを考えると右と左どちらのポケットに入れるか悩みます。ウォーキングをするのが面倒になるくらい、自分にとってスマホは問題です。

音楽をダウンロードできるスマートウォッチに買い替えたことで、気軽にウォーキングに行けるようになりました。スマートウォッチは常に身につけているので、イヤホンを持つだけで、すぐにウォーキングに行けます。

Shokzの骨伝導イヤホン『OpenRun』を使っています。

スマホで音楽を聞く場合と比較すると、音楽をダウンロードする手間や、音質や操作性で物足りなさを感じることはあります。しかし、スマートウォッチとイヤホンさえあれば音楽を聞きながらウォーキングできるという気軽さがあるので、とても気に入っています。


3.GPS機能が欲しい

以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』は、スマートウォッチ自体にGPS機能がありませんでした。GPS機能があると、ウォーキングした経路や、どの経路を通る時にどれくらいの負荷で運動したかなどの情報が見られるので、おもしろいです。しかし、それらの情報を見るためだけに、普段はオフにしているスマホのGPS機能をオンに変更して、スマホを持ってウォーキングに行くというのは、少々面倒でした。

『vivoactive 5』は、スマートウォッチ自体にGPS機能があります。そのため、スマホが手元にない状況でも、経路や運動負荷などを記録してくれます。運動が終わってから、スマホのアプリを起動すると、地図上で経路を確認したり、数値やグラフやで運動負荷などを確認できます。

また、『vivoactive 5』では、ウォーキングの記録を終了すると、ディスプレイ上に、経路の輪郭(地図がなし状態での経路)や、運動負荷などを数値やグラフで簡単に確認できるので、それもお気に入りです。


4.電子マネー対応だと嬉しい

「ウォーキングついでに、買い物に行く」みたいな使い方ができれば、より快適だと思います。

電子マネー対応の『vivoactive 5』に買い替えました。しかし、(2024年3月現在)日本ではPayPay銀行三菱UFJ銀行ソニー銀行で発行されている VISAデビットカードのみが設定できるそうで、自分はそれらのカードを持っていないので、電子マネーの設定をしていません。(事前に調べておく方が良かったなと思っています。対象のVISAデビットカードを発行すれば利用できることは分かっているのですが…カードの発行手続きが面倒で「電子マネーは使えたら便利だけれど、使えなくてもいいや」みたいな感じです…)


『Xiaomi Smart Band 8』の良い点

2つのスマートウォッチを使ってみて、買い替える前の『Xiaomi Smart Band 8』の方が良いと思う点がありました。

操作がシンプル

『Xiaomi Smart Band 8』は、ディスプレイのタッチと上下左右のスワイプで操作が完結します。少ない操作回数で、ワークアウト(運動)を記録したり、アラームを設定したりするので、簡単に操作に慣れます

また、スマホのアプリ『Mi Fitness (Xiaomi Wear)』では、タブとメニューもシンプルで、少ない操作回数でデータの登録や確認できます。

全体的に『Xiaomi Smart Band 8』は直感的に操作しやすい印象です。

スマホのアプリのウィジェットという項目で、利用頻度の高いメニューを並べると、スマートウォッチでの操作がより快適になるので、便利です。

個人的にお気に入りは、通知をオフにするDNDを「終日・1時間・4時間・カスタム」の4つの中から設定できるところです。DNDの1時間設定をよく利用していました。

初期設定も比較的、簡単でした。(買い替えたGarminの『vivoactive 5』は、Wi-Fiの接続設定をすることで、音楽のダウンロードなどが可能です。その事前設定で、スマホのアプリ『Garmin Connect IQ』も必要になります…)

補足

アラームを曜日別で設定する時に、操作のしやすさを実感しました。

『Xiaomi Smart Band 8』では「アラーム」のメニューに入り、時刻を選択し、曜日を選択するので、簡単に設定できます。

しかし、買い替えたGarminの『vivoactive 5』では、「アラーム&タイマー」→「アラーム」のメニューに入り、「追加」をタップし、時刻を選択すると1回の設定になるので、設定した時刻を開いて「カスタム」を開き曜日を設定するのですが、本当に面倒です。(スマホのアプリ『Garmin Connect Mobile』でアラームを設定する場合、カスタムの項目がないので曜日の選択ができません。もしかしたら、生活リズムを整えるために、毎日、決まった時間に起きましょうという意図があるのかどうなのか…)


『vivoactive 5』の良い点

「買い替えた理由&実際に使った感想」の項目で良い点をいくつか記載しました。それらを要約すると「スマートウォッチだけで完結する」というところが良い点だと思います。他にも良い点があるので記載します。

1.身に着けたくなる

歩数、睡眠コーチ、ボディバッテリーなど、『vivoactive 5』を身に着けたくなるような工夫がされています。

歩数
毎日の歩数に基づいて、目標値を変動するよう設定できます。
例えば、目標値が6,000歩の日があるとします。実際の歩数が5,500歩の場合、翌日の目標値が5,900歩に変動したり、実際の歩数が6,500歩の場合、翌日の目標値は6,200歩に変動したりします。
目標値が達成できなければ、目標値を下げて、目標値が達成できれば目標値を上げて、自動的に変動されます。(目標値を固定の歩数で設定することも可能です。)

睡眠コーチ
睡眠のモニタリング機能は、他の多くのスマートウォッチにも搭載されていると思います。『vivoactive 5』にも睡眠をモニタリングする、睡眠スコアというものがあります。それに加え、睡眠コーチというものもあります。睡眠コーチでは、睡眠スコアを改善するために、必要な睡眠時間をアドバイスしてくれます。

ボディバッテリー
Garminの『vivoactive 5』には、ボディバッテリーという機能があります。心拍変動、ストレスレベル、睡眠、活動レベルなどを分析し、身体的エネルギーの残量を測定できます。
以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』でも、ストレスレベルの測定が可能です。ストレスレベルの測定結果を見て「このストレスレベルの高い時間帯は仕事をしていたな」ぐらいのことしか考えていませんでした。
しかし、Garmin独自のボディバッテリーを確認するようになって、「ボディバッテリーが少なくなってきているので、あまり無理しないようにしよう」とか「ボディバッテリーを高くするために、睡眠をしっかり取ろう」みたいに考えるようになりました。

モーニングレポートという機能では、歩数の目標、睡眠スコア、ボディバッテリー、予定、天気などの情報を、朝起きた時に確認できます。

その他
従来の腕時計と同じようなバンドなので着脱しやすいです。以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』にも防水性能があったので、運動後に真水で洗ってすぐに水分をキレイに拭き取るようにしていたのですが、装着しづらかったので、洗うのをサボりがちでした。買い替えたGarminの『vivoactive 5』は、着脱しやすいので、こまめに洗うようにしています。(洗いすぎなのか、着脱回数が多いのか、使用期間3ヶ月ほどですがバンドは端っこの一部がヘタってきました…ディスプレイはずっとキレイ!)


2.ディスプレイ

大きいので見やすいです。歩数や週間運動量の目標値を達成するとアニメーションが表示されるのですが、見るとワクワクします。ウォッチフェイス(時刻表示画面)は、ある程度、柔軟に表示項目を変更できます。

ディスプレイに関して、おおむね大満足なのですが、通知が表示される時間が長いので、気になります…もう少し表示時間を短くしたいのですが、設定できないようです…

また、スマホのアプリごとの通知設定に関しても満足です。以前、使っていた『Mi Fitness (Xiaomi Wear)』では、特定のアプリのみ通知設定が可能でした。しかし、現在利用している『Garmin Connect Mobile』では、スマホ自体の通知設定と連動するため、どのアプリでも通知設定が可能です。


3.物理ボタン

以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』では、運動中に思い通りの場所をタップするのが難しかったり、意図せずスワイプの操作になってしまうことがありました。しかし、買い替えたGarminの『vivoactive 5』では、物理ボタンがあるので、運動中の操作ミスが圧倒的に少なくなりました。どのボタンを押すとどの操作になるのか、慣れるまでは少し手こずりましたが、慣れたらとても便利です。

特に、寒い季節に手袋を使う時に、物理ボタンの便利さを感じました。

物理ボタンがあることで、分厚い手袋をしたままでも操作できます。物理ボタンは、スマホ操作に対応していない手袋でも操作できます。自分はウォーキングの記録をすることが多いので、アクティビティの一番上にウォーキングを配置しています。物理ボタンを数回押すとウォーキングの記録を開始できるように設定しています。


まとめ

以前、使っていたXiaomiのスマートウォッチXiaomi Smart Band 8)は、価格や操作においてスマートウォッチを初めて使う人におすすめです。

Xiaomiのスマートウォッチは、価格帯が安く、操作や機能に安定感があるので、お試しにも良いですし、ずっと使い続けるのにも良いと思います。


買い替えた、Garminの『vivoactive 5』は、「スマートウォッチだけで完結する」ところが便利です。(詳細は「買い替えた理由&実際に使った感想」の項目に記載。)やはり、個人的にはデザインがとても好みです。

Garminのスマートウォッチは、種類が豊富で、ソーラー充電、長時間バッテリーなどを搭載したものや、ゴルフ機能を備えたものなどもあります。


最後にもう一度、自分の理想のスマートウォッチの条件を記載します。

1.ずっと身に着けられる
2.バッテリーの持ちが良い
3.防水
4.GPS搭載
5.音楽ダウンロード
6.電子マネー対応
7.ディスプレイがオフの時でも、自分の気分が上がる

以前、使っていた『Xiaomi Smart Band 8』は上記の1〜3の条件を満たしています。買い替えたGarminの『vivoactive 5』は上記の全ての条件を満たしています。(「6.電子マネー対応」は自分の持っているカードの兼ね合いで、使用していないです…)

2つのスマートウォッチを買ったことで、種類の異なる充電ケーブルが2本増えました。充電ケーブルを増やしたくない場合、ワイヤレス充電対応のスマートウォッチを探すのが良いかもしれないです。

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