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怪談書いてみた・・・

これは407回目。「小説家になろう」というサイトがあったので、最近、ばたばたと書いてみた怪談短編シリーズを、6話連載で投稿したのです。

ぜひお立ち寄りを。

わたし(女子大生)の家に、一人の30代前後の修験僧が居候している。家族の誰も、彼の素性や本名、なぜ家にいるのかを知らない。しかも、まるで家族同然のように接している。わたしは御坊(おんぼう)さんと呼んでる。彼によれば、99回死んでは生き返ったという。大きな罪を犯したので、如来から「108回繰り返さないと往生できぬ」と申し渡されたというのだ。毎夜、御坊さんは平安時代から現代に至るまで、どんな生き死にをしてきたのか、語ってくれるようになった。幽霊、妖怪、魑魅魍魎との戦い・・・失敗談も、泣き笑いもある。・・・こうして、わたしだけの「千夜一夜物語」が始まった。・・・

こんなプロローグです。

基本、名作と言われる古典的な怪談、文学作品(怪談と関係なくても)を素材にして、内容をがらりと変え、解釈も変えて、作り直したものです。

いわゆる翻案小説です。

https://ncode.syosetu.com/n8481gb/

こういう小説というのは、なにか手に降りてきて、突然書けるようになるんですな。不規則にそれはやってくる。またそんなタイミングになってきているようで、モチーフが決まれば、だいたい3-4日で一遍書き上がるというペース。

短編第一夜は、「夜叉尼(やしゃに)」というタイトルですが、これは泉鏡花の「高野聖」を素材にして、がらっと書き換えてしまったものです。

さて、いかがでしょう?



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