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今が旬 かつお菜のパスタ


旬の葉野菜「かつお菜」を使ったパスタ料理を紹介します。
季節の味わいで滋味あふれる美味しさです。

緑の野菜に卵、ベーコンのたんぱく質、そしてパスタ、とバランスの良い一皿となります。

さて、
「そもそもかつお菜って何?」という方も多いかもしれませんね。

かつお菜とは、アブラナ科の葉野菜で旬は冬。
12月~1月が食べ頃、美味しい時季です。
(春蒔き→初夏に収穫というのもあるようです)

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緑色の濃い大きな葉で表面がでこぼこしているため、見た目はちょっといかつい印象です。

味はというと、アクや苦みもなく旨味の強い野菜で、かつおがなくても美味しい出汁になるから「かつお菜」と呼ばれるようになった、とも。
主な産地である福岡では正月の雑煮に欠かせない野菜のようです。
絶妙な噛み応えで心地よい食感も特徴です。


詳しくはこちらを覧ください。


材料

2人分
・かつお菜 1パック(3枚ほど)
・ベーコン 50g
・卵 2個
・スパゲッティ 200g
・オリーブオイル 大さじ2
・ニンニク 1かけ
・アンチョビペースト 小さじ1/2
・(パスタを茹でる時の)塩 適量


作り方

1.かつお菜を下茹でする。
鍋にたっぷりの湯を沸かす。食べやすい大きさに切ったかつお菜を1分程茹でる。ザルにあけて流水にさらして、絞って水気を切る。
ベーコンは1~2センチ幅に切る。ニンニクはみじん切り。

2.パスタを茹でるための湯を沸かす。湯には濃度1%になるよう塩を加える。

3.ここからはパスタを茹でるのと具材の準備の同時進行。
パスタを茹でつつ、フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニク、アンチョビペースト、ベーコンを順に加えて炒める。パスタの茹で汁を200㏄ほど加えて、1のかつお菜を入れる。真ん中にスペースを作って卵を割り入れる。卵は好みの固さになったら皿に取り出す。

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↑ 卵のためのスペースを作って、

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↑ 好みの固さになったら取り出して。


4.パスタは表示時間より1分短く茹でてザルにあける。そして3のフライパンに投入し、1分程煮込んだら出来上がり。盛り付けは卵を上にのせて。

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↑ 茹で上がったパスタを加えて1分程煮込む。

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↑ はい!美味しそう~~

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↑ 卵もほど良い半熟です♪


とても簡単、手軽な一品。
手早く調理できますので、お疲れ様のご帰宅からでも躊躇なく作れることでしょう。

おすすめは、時間のある時にかつお菜の下茹でをしておくこと。
こうすれば、さらに調理のハードルが下がりますね。
ごま和えや煮びたしにもいいので、なにかと便利に使えます。

かつお菜が手に入ったら、パスタはもちろん他のお料理にも、本場にならってお雑煮にも ←お正月以外で食べることもありますよね(^-^)
ぜひお試しください。


🍴 🍴 🍴


さて、一昨日の記事でクイズを出題していました。
以下閲覧注意画像ですのでお気を付けください。
すこしスペースをはさみます。






これな~んだ?

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「亀の手」とお答えいただいたPezioさん、るかくさん正解です🎊
それから、「ダッシュ島で城島くんがよくとってた」とコメントいただいたかっぱあたまさんも正解ですね~🎉
おめでとうございます😊
今回もご回答いただいた皆様、ありがとうございました~~🎶


この亀の手、以前から魚コーナーで見かけてはいたのですが、なにしろ見た目がアレなので、、ずっとスルーしてました。

いつも売ってるわけではなく、さりとて旬がいつ頃かなんて知らないけれど、この見た目のものをわざわざ売ってるってことは美味しいにちがいないのだろうな、と思っていました。

そしてとうとうその日が来たのです。

なじみの魚コーナーでこの亀の手を怖いもの見たさでしげしげと眺めていると、いつものおばちゃん(店員さんだ)が「これね、美味しいんよ~~。試してみられては?(2種類あるうちの一つを指して)こっちは今日揚がったもの。で、こっちは昨日のだから少し安いよ!どうね!!」といつになくすすめてこられる。

元々気になってたことだし、それでは、ということで意を決して購入。

だが、、

そもそもこれが何なのか知らない。
ほんとうに亀の手か?と思えるようなルックス。
食べ方だって知ってるはずもない。

そこでおばちゃんに聞いてみると、
「これはね~、貝みたいなものね。味はカニとかエビとかに近いよ。塩茹でして食べるね。あとはいい出汁がでるから味噌汁に入れても美味しいって言われるね~」

買い帰ってググってみたところ、貝のように見えるがエビやカニなどと同じ甲殻類の一種とある。

↓ 詳しくはこちら。スペインやポルトガルでは近縁種が高級食材として扱われているそう。興味深いですね。


そして、実際に塩茹でしたのがこちら

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中はふつうにうすいピンクがかった白い身でこざっぱりとしている。
ちょっとほっとする。

そしていざ食べてみると、、

うん、ほのかに甘みがあって、たしかにカニのような、エビのような味がする。そしていい出汁がでそうな磯の風味。

あぁ、これはなかなか。うん、美味しい。あぁよかった~~
(あまり期待して食べると「こんなもんか?」となるかもしれませんが)

はじめてだったのでとりあえず塩茹でにして食べてみたけど、次は何か料理してみようかなぁと思います。
ただ、身は小さいです。
だからやっぱりお味噌汁に入れるくらいが丁度いいのかな。


「亀の手」あまり流通していないと思われますが、見かけることがあれば物は試し、一度は食べてみるのもいいですね。



今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた~

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