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青いバラはなぜいやらしく挑発的なのか

バラの香りが漂う季節。

梅雨前の今の時期は、ちょっとムシムシするときもあるが、23~27度くらいのちょっと暑いなくらいの気温で散歩するのにちょうどいい。

大阪でバラといえば、靭公園や中之島公園が定番だが、個人的に好きなのが淀屋橋から肥後橋方面に川沿いに敷設された中之島緑道。

時間帯にもよるが平日の午前中はほとんど人が歩いていない。こころゆくまでバラを楽しめる。


バラを見ると思い出すのがBlue Rose。

初めて知ったのは工藤静香がガーターベルトを装着し、それを見せつけるかのような深いスリットの入ったロングスカートをはき、ものすごい真っ赤な口紅をつけて挑発的に歌っていたBlue Rose。

中森明菜のTATOOも体のラインが丸見えの挑発的なボディコンだったけど、なぜかいやらしく見えないし、さほど挑発されなかったのだが、なぜ工藤静香だといやらしく挑発的に見えるのかはいまだになぞ。

というどうでもいい話はおいておいて、いやらしすぎて歌詞がまったく頭に入ってこなかったが、要するに強い女と見せてるけど、わたしあんたに首ったけなの?って感じに思っていた。意味はなんとなくわかったとしても、タイトルのBlue Roseがなんの意味があるのかまったくわけわかめで、それがゆえにBlue Roseはいやらしく挑発的なイメージがついている。

そして、生のBlue Roseを一度も見たことがない。

調べてみると、サントリーがBlue Rose APPLAUSEなるものを開発した模様。
もともとないものを生みだすためには遺伝子組み換えをしなければならない。が、青色色素のデルフィニジンが合成することできない・・・とのことで、苦節10年?かわからないがパンジーの紫遺伝子を組み入れることでBlue Roseを誕生させたらしい。

とはいえ、突然変異でどこかにBlue Roseがあるかもしれないと、いやらしく挑発的なイメージなのについ探してしまうのである。そして、やっぱり見つからず。

桜と同じように空をバックにとってみるがバラと青空ってさほど相性がよろしくない。


バラと言えば真っ赤。これにつきる。
こんな快晴の日じゃなく、雨上がりの雨露に濡れたバラがエキゾチックでそそられる。とファインダー越しに思う。


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