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メモ12.ボキャブラリーの引き出しを豊かに

これは永遠のテーマ。今でも、

「あ~もうちょっといい表現あるだろうよ」

と自分の文章を読んで思うことが多々ある。

与謝野晶子によれば

「美しい」という現象を、少なくとも5つの言葉で表せるようにならなければ一人前ではない

なのだそうだ。

ボキャブラリーを増やすには日頃の努力が不可欠。
新聞、雑誌、テレビを漫然と見るのではなく、心にひっかかった言葉をメモしたり、切り抜いたりして自分のものにしていく。

なんてもっともらしいメモがあったが、これをやると実は本が面白くなくなるのだ。いちいち気になって辞書ひいたりメモしたりしていると、読むことが楽しくなくなる。

旅行ライターをしていると、自分のプライベート旅行でさえもついついネタ探しをしてしまうように、どうしても仕事につなげてしまう。
だからたまには漫然と本を読むのもよいのだ。

一時、メモしまくって本を読むのが苦痛になったときがあり、こりゃメモをやめなければとストップメモをしたらまた読むのが楽しくなった。メモすることが目的ではなく、多くの言葉にふれるのが目的であるからして、メモに集中してはならないというメモをここに追記したい。

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