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古代メキシコ展でひとり時間

この日は、東京で一人暮らしをしている娘の元に滞在中でした。娘が夕方から友達と会うというので、私も一人で出掛けることにしました。

向かったのは上野の東京国立博物館。
数日前にテレビで紹介されていた特別展『古代メキシコ −マヤ、アステカ、テオティワカン』に行きました。



特別展『古代メキシコ −マヤ、アステカ、テオティワカン』

会期/6月16日(金)~9月3日(日)
会場/東京国立博物館(平成館)
時間/9時30分~17時00分
※但し、8/11以降、金・土・日曜日(9/3を除く)は19時00分まで


17時過ぎ、東京国立博物館に到着。

チケットを購入して平成館へ。
(一般 2,200円)


いざ入場。

以下に、撮影した写真の中から
興味深いものを掲載します。


第一章/古代メキシコへのいざない

未だ多くの謎に包まれた古代メキシコ。マヤ/アステカ/テオティワカンの3文明に焦点を当てることで全体像を浮かび上がらせている。


左/貴人の土偶(マヤ文明)  
右/夜空の石板(アステカ文明)
マスク(テオティワカン文明)



第二章/テオティワカン 神々の都

テオティワカン(前100〜550)
メキシコ中央高原にある都市遺跡。

左/死のディスク石彫
右/モザイク立像  

死のディスク石彫は、沈んだ夜の太陽を表したものと考えられている。モザイク立像は、生贄とともに発見された事から奉納品と思われる。

左/シパクトリ神の頭飾り石彫
右/羽毛の蛇神石彫     

「羽毛の蛇ピラミッド」の四方の壁面を覆っていた飾りの一部であり王権の象徴であった。

鳥型土器

たくさんの貝が貼り付けられた美しい鳥型の土器。インパクトのある形に思わず撮影。


第三章/マヤ都市国家の興亡

マヤ(前1200〜16世紀)
メソアメリカ一帯で栄えた文明。

左/貴婦人の土偶 中/支配者層の土偶
右/織物をする女性の土偶

土偶の姿から、マヤの人々の暮らしぶりが想像できる。

猿の神とカカオの土器蓋

猿の形相をした神像。カカオの実が装飾されている。カカオは飲料や通貨として使用された。

トニナ石彫171

カラクルムとトニナの王による球技の模様を描いた石彫。両国の外交関係を示すもの。


初来日した『赤の女王』!


私が一番見たかった出土品です。

発見時、真っ赤な鉱物(辰砂の粉)で覆われて
いたため『赤の女王』と呼ばれることに。
パカル王の王妃であったと言われている


パルカ王とみられる男性頭像(複製)

発見時、大量の翡翠製品で飾られ
翡翠の仮面に覆われていた。


チャクモール像

見た目とは裏腹に、生贄の儀式に用いられた鳥肌ものの出土品。


第四章/アステカ テノチティトランの大神殿

 テノチティトラン(1325〜1521)
アステカ王国の首都で、現在のメキシコシティにあたる。

上/耳飾り
(下)左/鷲の戦士像 (下)右/トラロク神の壺

トラロク神の壺は雨と豊穣を祈る儀式に用いられたと考えられる。
撮影角度のせいか、鷲の戦士がトレンディエンジェルの斎藤さんに見えてしまう…


最後に…

歴史の成績は日本史も世界史も散々でしたが、『〇〇文明』と聞くと興味をそそられ時間が許せば足を運んでいます。

これまで、古代メキシコというと生贄のイメージが強かったのですが、様々な出土品から高度な技術と優れた芸術性を感じることが出来ました。





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