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【詩】風の時代 旅と旅人について 

渋谷・金王八幡宮
(こんのうはちまんぐう)
金王桜にて


金王桜に一つ目小僧

夏の終わりは宝石の社

星を背負って旅に出て

夏の朝には渋谷で休む

東の空には龍が上り

西の彼方は極楽浄土

一つの目で見てみれば

あまねく在るのは

無量のひかり

ひかりの中で旅をする

旅する人こそ旅そのもの。




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