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学校がしんどくて、学校に行けなくなった教員の話をします

『学校がしんどい先生たちへ』

なんだかとっても
センセーショナルなタイトルの本

よく出せたもんだなあと
出版関係の色々が落ち着いた今
しみじみ思う


1年前の今頃は、本を出すことなんて想像していなかったなあ

SNSを通じて
色んな先生の相談を受けると

私しかこの悩みを抱えている人はいない

誰にもこんなこと言えない

こんなことで、と思われるんじゃないか


そうやって
自分の思いに蓋をして
どんどん無理に無理を重ねて

ついに学校に行けなくなってしまう

そんな状態になることがよくわかった


私も そうだった


言えればよかったけど
言えなかった

そもそも
どこがしんどいのかを言えるほど
自分のことをよくわかっていなかった

そうやって
自分のことを全部
どこかに追いやった結果

適応障害になった

私と同じ人を探すように 私はTwitterを見ていたし、救いだった

こんなことになっている私を責め
こんなことになっている私を恥ずかしく思い
人生終わった もう学校現場には戻れない

どんどん自分を追い詰める中で
私の救いは

同じ状況から抜け出した人の声

だった

私も 大丈夫かもしれない


私だけじゃないんだ

そう思えることで
自分自身を見つめるきっかけをもらえた

私の体験を通して誰かが

私と同じことで悩んでいる先生がいる

そういうことを思っても良いんだ

そしてそう思っても前を向けるんだ

と思ってくれたら嬉しい

そんな思いで
この体験談を書くことにした


誰かの小さな救いになれば

InstagramやTwitterにも載せているけど
こちらに丁寧に丁寧に
思いを書いていこうと思う


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